Autodesk Fusionで葉っぱの形を作る方法：葉脈部分の凹みと盛り上げの作成手順

Autodesk Fusion 360を使って葉っぱの形を作成する場合、葉脈部分を凹ませ、それ以外を盛り上げるようなデザインを作る手順について解説します。初心者でも簡単に実行できる方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. 新しいスケッチを作成する

最初に、新しいスケッチを作成し、葉っぱの基本的な形状を描きます。Fusion 360でスケッチを作成するには、まず「スケッチ」タブから「新規スケッチ」を選択します。その後、葉っぱのアウトラインを描きます。

このアウトラインは、葉脈を作る際のガイドラインとしても使用するため、正確に描くことが大切です。葉の形に合った楕円や曲線を使って描きましょう。

次に、「押し出し」ツールを使って、描いた葉っぱのアウトラインを3D形状にします。選択したスケッチを基に押し出し、葉の厚みを持たせます。

この時点では、葉っぱの基本的な形ができた状態です。この形状に後から葉脈を凹ませたり、表面を盛り上げたりしていきます。

葉脈部分を凹ませるためには、「スカルプト」モードを使用して、葉の表面を編集します。「スカルプト」ツールを選択したら、葉脈の位置に合わせて凹ませる部分を作成します。

具体的には、「押し出し」や「カット」ツールを使って、葉脈のラインを凹ませることで、リアルな葉脈の凹みを作り出すことができます。強さや深さを調整して、自然な凹みを表現しましょう。

葉の表面部分を盛り上げるには、「押し出し」ツールを再度使って、葉の縁や中央部分を盛り上げます。この際、葉の形が自然に見えるように、慎重に高さを調整します。

また、「押し出し」後に「スカルプト」モードを使って、盛り上げた部分をさらに細かく整形することができます。これにより、より自然で立体感のある葉っぱを作ることができます。

Autodesk Fusion 360を使用して葉っぱの形を作成する際には、スケッチで基本形状を描き、押し出しツールで3D形状にした後、スカルプトツールで葉脈部分を凹ませ、葉の表面を盛り上げることで、リアルな葉っぱを作り上げることができます。

これらの手順を実践することで、初心者でも簡単に美しい葉っぱの3Dモデルを作成できるようになります。