Wordで小説などの文書を作成していると、PDF化した際にフォントが□(四角)や×の文字に変換されることがあります。また、「Error! Use the Home tab to apply 見出し 1 to the text that you want to appear here.」というエラーメッセージが表示される問題も発生することがあります。この記事では、これらの問題の原因と解決方法について詳しく解説します。
PDF化時の文字化けの原因
Wordで作成した文書をPDFに変換するとき、フォントが□や×の文字に変換される原因は、主にフォント埋め込みの設定が正しく行われていない場合です。特に、DLしたフォントや特殊なフォントを使用している場合、PDF変換時にそのフォントが正しく埋め込まれないことがあります。
この問題を解決するためには、Adobe Acrobatやその他のPDF作成ツールでフォントを埋め込む設定を確認する必要があります。具体的には、PDF変換時に「フォントの埋め込み」オプションを有効にすることで、この問題を回避できます。
「Error! Use the Home tab to apply 見出し 1」のエラーの原因
「Error! Use the Home tab to apply 見出し 1 to the text that you want to appear here.」というエラーメッセージが表示される原因は、Wordのスタイル設定が正しく適用されていない場合です。このエラーメッセージは、見出しとして設定したテキストに適切なスタイルが適用されていない場合に表示されます。
この問題を解決するには、該当のテキストを選択し、Wordの「ホーム」タブで「見出し1」などの適切なスタイルを手動で適用する必要があります。これにより、エラーメッセージが消え、見出しが正しく表示されるようになります。
フォントの埋め込み設定を確認する方法
フォントの文字化けを防ぐために、PDFにフォントを埋め込む設定を確認する方法は以下の通りです。
- Wordの「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「保存」タブを開きます。
- 「PDF形式で保存する際にフォントを埋め込む」オプションを有効にします。
- 「PDFを作成する」際に「フォントを埋め込む」オプションを確認します。
この設定を行うことで、PDFに変換されたファイルに使用したフォントが正しく埋め込まれ、文字化けを防ぐことができます。
テンプレート使用時の注意点
個人配布されているテンプレートを使用している場合、特にフォントに関する問題が発生しやすいです。テンプレートが独自のフォントを使用している場合、そのフォントがPDF変換時に埋め込まれないと文字化けが発生します。
このような場合、使用しているテンプレートが提供するフォントを必ず確認し、必要に応じてフォントを埋め込む設定を行ってください。また、テンプレートのスタイル設定に問題がある場合、手動でスタイルを調整することも解決策の一つです。
まとめ
Wordで作成した文書をPDF化する際の文字化けや「Error!」エラーは、主にフォント設定やスタイル適用の問題が原因です。これらの問題を解決するためには、フォントの埋め込み設定を確認し、スタイルを正しく適用することが重要です。特に、テンプレート使用時にはフォントやスタイル設定に注意を払い、PDF変換時に正しく反映されるように設定を確認してください。


コメント