2012年モデルのiMacでmacOS Catalinaにアップデートしようとした際、「ファームウェアパーティションがないため、このボリュームにはインストールできません」というエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーは、主にパーティションの設定やディスクのフォーマットが原因で発生します。本記事では、これを解決するための方法をご紹介します。
原因:ファームウェアパーティションの欠如
macOS Catalinaでは、APFS(Apple File System)形式が要求されるため、GUIDパーティションマップとAPFSフォーマットが必要です。エラーメッセージは、ディスクのフォーマットが正しく設定されていない場合に表示されます。特に、古いMacの場合、デフォルトでHFS+(Mac OS拡張)フォーマットが使われているため、アップデートを進めるためにはAPFSに変更する必要があります。
手順1: ディスクユーティリティを使ってAPFSにフォーマットする
まず、ディスクユーティリティを使ってハードディスクをAPFSに変換します。以下の手順を実行してください。
- Macを再起動し、起動時にCommand + Rキーを押して、macOSリカバリーモードに入ります。
- ディスクユーティリティを開き、使用しているディスクを選択します。
- 「消去」タブを選択し、フォーマットを「APFS」に設定します。
- 「消去」ボタンを押して、ディスクのフォーマットをAPFSに変換します。
この操作により、ディスクのパーティションがGUIDパーティションマップ(GPT)に変わり、macOS Catalinaをインストールするための準備が整います。
手順2: macOS Catalinaを再インストールする
ディスクをAPFSにフォーマットした後、macOS Catalinaを再インストールする準備が整います。リカバリーモードからmacOSをインストールし、インストール先のディスクとして先ほどフォーマットしたディスクを選択します。
インストールが完了したら、以前のデータが失われる可能性があるため、バックアップを取ってから進めることをおすすめします。
手順3: 他のエラーの確認と対応
もしAPFSに変換しても問題が解決しない場合、以下の点を確認してください。
- インストールしようとしているmacOS Catalinaのバージョンが、2012年iMacに対応しているか確認。
- 外付けディスクやUSBドライブが接続されていないか、またそれらが影響していないか確認。
- 再起動後にエラーが続く場合、再度リカバリーモードでインストールを試みてください。
まとめ
「ファームウェアパーティションがないため、インストールできません」というエラーは、ディスクのフォーマットやパーティションマップの設定が原因です。GUIDパーティションマップに設定し、ディスクをAPFSに変換することで解決できます。それでも問題が解決しない場合は、macOS Catalinaのインストール環境やディスク自体に問題がないか再確認することが重要です。


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