Teamsでパワーポイント発表時に発表者ノートを非表示にする方法

PowerPoint

Teamsを使用してのパワーポイント共有時、発表者が自分のノート部分を表示しつつ、スライドのみを参加者に共有したい場合があります。しかし、現状ではノートまで含めて共有するか、スライド全体を縮小して表示することしかできないため、発表時に不便を感じることがあります。

この記事では、発表者ノートをTeamsで非表示にし、スライドのみを本社などの参加者に共有する方法について解説します。

1. 発表者ビューと画面共有の基本

Teamsでパワーポイントを共有する際、デフォルトではスライドと発表者ノートが一緒に表示されます。この状態では、発表者がメモを確認しながら発表することができません。発表者ビューと呼ばれる機能を使うことで、発表者ノートを表示しながら、参加者にはスライドだけを表示することが可能です。

発表者ビューを使うと、パワーポイントのスライドに加えて、次のスライドのプレビューや発表者ノートも表示されます。しかし、これをTeamsで共有する際には、参加者には発表者ビューがそのまま共有されることがあります。

2. 画面共有を工夫して発表者ノートを隠す方法

Teamsで発表者ビューを利用しつつ、参加者にスライドだけを表示したい場合、画面共有を工夫する必要があります。以下の手順で、発表者ノートを隠すことができます。

  • 発表者ビューをオンにする: PowerPointの「スライドショー」タブから「発表者ビュー」を選択します。
  • 画面共有を選択: Teamsの画面共有機能を使い、共有する画面として「PowerPoint」を選択します。
  • 発表者ノートを隠す: 画面上で発表者ビューに切り替え、発表者ノートが画面に表示されないようにします。

これにより、参加者にはスライドだけが表示され、発表者は自分のノートを確認しながら発表ができます。

3. Teamsで「ウィンドウ」共有を活用する

もし画面全体ではなく、特定のウィンドウを共有したい場合は、Teamsの「ウィンドウ」共有機能を活用することができます。

「ウィンドウ」を選択して共有することで、パワーポイントのスライドショーだけを選んで共有し、発表者ノートを非表示にすることができます。これにより、ノート部分は表示されず、スライドだけが参加者に送られることになります。

4. 発表時のスクリーン設定を調整する

発表者がスクリーンを調整することで、発表者ノートを隠すことができます。具体的には、スクリーンを複数使用して、発表者のメモを別のスクリーンで表示し、Teamsに送るスクリーンにはスライドだけを表示する方法です。

この方法を利用する場合、発表者は自分のスクリーンを確認し、参加者には別のスクリーンを表示する形になります。この手法は、複数のモニターを使用している場合に最適です。

5. まとめ

Teamsでパワーポイントを発表する際に発表者ノートを非表示にし、スライドだけを共有する方法は、発表者ビューを使った画面共有やウィンドウ共有を活用することです。これらの方法を使うことで、発表者が自分のノートを見ながら発表を進め、参加者にはスライドのみを表示することができます。

複数のスクリーンを使って発表者ノートを隠す方法もありますが、これらの方法を使うことで、会議やプレゼンテーションがスムーズに進行できるようになります。

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