mkvファイルをブルーレイディスクに書き込み、レコーダーで視聴したり移動したりする際に、字幕が消えてしまう問題に直面している方へ。この記事では、TMPGEnc Smart Renderer 6などのソフトを使用した際に字幕を維持し、表示・非表示を操作できる方法を紹介します。
1. mkvファイルの字幕について
mkvファイルに埋め込まれた字幕は、直接的に再生されるメディアプレイヤーによって表示されることが多いです。しかし、ブルーレイディスクに変換した際、字幕が消えてしまうことがあります。これは、ブルーレイディスクフォーマットがmkvファイルの字幕処理方法と完全に一致しないためです。
具体的には、TMPGEnc Smart Renderer 6のようなソフトでBDAV形式で出力する際、字幕の形式やエンコード方法が異なるため、レコーダーで正しく表示されない場合があります。
2. 字幕を維持するための設定方法
TMPGEnc Smart Renderer 6を使用して、字幕を維持する方法として、まずソフト内で字幕を「映像ストリーム」として処理し、出力する際に「字幕の埋め込み」を選択することが重要です。
また、字幕を「映像ストリーム」として埋め込むのではなく、別ファイルとしてBDMVフォルダ内に配置する方法もあります。これにより、ブルーレイプレーヤーやレコーダーが字幕を適切に認識し、表示・非表示を切り替えられるようになります。
3. 他のソフトを使った場合の対応方法
もしTMPGEnc Smart Renderer 6で解決しない場合、他のソフトも検討してみましょう。例えば、HandBrakeを使用して、mkvファイルを他の形式に変換し、字幕を保存してからブルーレイディスクに書き込む方法も有効です。
また、Blu-rayオーサリングソフトウェアである「TmpegEnc Authoring Works」なども、字幕を適切に処理し、表示・非表示の操作ができるオプションを提供しているので、こちらを試すのも一つの手です。
4. レコーダーの設定も確認
最後に、レコーダー側で字幕を表示・非表示するための設定を確認しましょう。多くのレコーダーには「字幕表示設定」があり、これを有効にすることで、映像に埋め込まれた字幕が正しく表示されることがあります。
もし、設定がうまくいかない場合は、再度、別のブルーレイオーサリングソフトを試すことをお勧めします。
まとめ
ブルーレイディスクにmkvファイルを変換する際、字幕を維持するためには、字幕を映像ストリームとして埋め込むか、別ファイルとして保存する方法があります。また、TMPGEnc Smart Renderer 6だけでなく、他のオーサリングソフトを試すことも解決策となる場合があります。最終的には、レコーダー側の設定も確認し、最適な方法を見つけることが重要です。
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