エクセルで入力規則を設定した際に、プルダウン以外の方法で不正な値（例えば、1）を入力した場合にエラーメッセージを表示させたいという問題を解決する方法をご紹介します。
1. 入力規則の基本設定
まず、エクセルで入力規則を設定する方法を確認します。今回は、整数の「20」「60」「80」「100」をリストに設定する方法です。
- 対象のセルを選択し、「データ」タブから「データの入力規則」をクリックします。
- 「設定」タブで、「リスト」を選び、リストの値に「20, 60, 80, 100」と入力します。
- これで、プルダウンから選べるようになります。
2. 入力規則でエラーメッセージを表示する設定
次に、プルダウン以外で無効な値が入力された場合にエラーメッセージを表示させる設定を行います。
- 「データの入力規則」の設定画面で、「エラーメッセージ」タブを選びます。
- 「エラーメッセージを表示する」にチェックを入れ、エラーメッセージを入力します。例えば、「リストから選択してください」などと入力できます。
- 「スタイル」を「停止」に設定すると、無効な入力がされるとそのまま入力を拒否するようにできます。
3. 問題が発生する理由と解決方法
ご質問のように、「1」を入力しても勝手に「100」が入力される場合、プルダウン以外の入力を認識していない可能性があります。これを防ぐためには、前述のエラーメッセージ設定が必要です。
また、もし「センタリングスプリング」や他の動作の設定が関連している場合、それも確認しておきましょう。無効なデータを入力した際には、自動的にエラーメッセージが表示され、誤入力を防止できます。
4. よくある質問とトラブルシューティング
エラーメッセージが表示されない場合、設定が正しく行われていないことがあります。再度「データの入力規則」の設定を確認し、リストに正しく値が設定されているか、エラーメッセージタブの設定が適切かをチェックしてください。
また、複数のセルに同じ入力規則を適用する場合は、コピー＆ペーストを使って規則を引き継ぐと、簡単に同じ設定を繰り返すことができます。
まとめ
エクセルの入力規則を使用して、不正な入力に対してエラーメッセージを表示する設定方法について解説しました。プルダウンメニューから選択することを促し、誤った入力を防ぐためにエラーメッセージを表示させることで、作業効率が向上します。
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