AutoCAD LTを使っていると、ビューポートの切り替えが頻繁に必要になります。例えば、2分割表示から単一表示に変更する場合など、毎回「表示」→「ビューポート」→「ビューポート登録」→「2分割:縦」の手順を踏むのは手間です。そこで、ビューポート表示をもっと簡単に切り替える方法を紹介します。
1. ビューポート切り替えの簡略化
ビューポート表示を切り替えるための手順を簡略化するには、ショートカットキーを使用する方法が便利です。AutoCADでは、カスタムショートカットを設定して作業を効率化することができます。これにより、頻繁に使うコマンドに素早くアクセスできるようになります。
2. カスタムショートカットキーを設定する方法
AutoCAD LTのショートカットキーは、設定でカスタマイズできます。具体的には、コマンドラインで「CUI」と入力し、「カスタマイズユーザーインターフェース」を開きます。そこで「ビューポート」関連のコマンドをショートカットキーに割り当てることができます。これにより、2分割や単一表示を瞬時に切り替えることが可能になります。
3. クイックアクセスツールバーを活用する
もう一つの方法として、クイックアクセスツールバーを使う方法もあります。このツールバーに「ビューポート切り替え」や「ビューポート登録」のコマンドを追加することで、ワンクリックで切り替えが可能です。カスタマイズ方法は、ツールバー上で右クリックし、「クイックアクセスツールバーに追加」を選択するだけです。
4. マクロを使った自動化
さらに効率化を図りたい場合は、マクロを使って自動化することも一つの手です。AutoCAD LTでは、VBA（Visual Basic for Applications）を利用して、よく使う操作を一連のマクロとして保存できます。このマクロにより、複数の操作を1つのボタンで実行できるようになります。
5. まとめ：操作の効率化を図る
AutoCAD LTでのビューポート切り替えを簡単にするためには、ショートカットキーやクイックアクセスツールバー、さらにはマクロを活用する方法があります。これらの方法を駆使することで、手間を減らし作業効率を向上させることができます。
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