MacBook Airを譲渡するために初期化したい場合、正しい手順を踏むことが非常に重要です。しかし、特に古いモデル(例えば2011年製)では、最新の手順と少し異なる操作が必要な場合があります。このガイドでは、MacBook Air(2011年モデル)を初期化する方法をわかりやすく解説します。
MacBook Airを初期化する前に確認すべきこと
MacBook Airを初期化する前に、以下の点を確認しておくと、スムーズに作業を進めることができます。
1. バックアップを取る
初期化を行う前に、大切なデータをバックアップすることが大切です。Time Machineを使って、Macの全データを外付けドライブにバックアップしましょう。これで後からデータを復元できます。
2. Apple IDのサインアウト
Apple IDを使ってiCloudやiTunesにサインインしている場合、これらのサービスからサインアウトしておくことをおすすめします。これにより、新しいオーナーが設定を変更できるようになります。
2011年モデルのMacBook Airを初期化する手順
2011年モデルのMacBook Airは、最新のmacOSにおける手順とは少し異なります。以下の手順を順に実行してください。
1. macOSリカバリを起動する
MacBook Airを再起動し、起動音が聞こえた瞬間に「Command + R」キーを同時に押し続けてください。これで、macOSリカバリモードが起動します。
2. ディスクユーティリティを使ってディスクを消去
リカバリモードに入ると、メニューが表示されます。その中から「ディスクユーティリティ」を選択し、表示されるドライブリストからMacBook Airの内蔵ディスクを選んで「消去」ボタンをクリックします。この操作により、ハードドライブのデータが完全に削除されます。
3. macOSの再インストール
ディスクが消去されたら、「ディスクユーティリティ」を閉じ、リカバリモードに戻ります。次に、「macOSを再インストール」を選択し、指示に従ってインストールを完了させます。インターネットから最新のmacOSがダウンロードされ、インストールされます。
注意点:2011年モデルのMacBook Airの場合
2011年モデルのMacBook Airでは、最新のmacOSがサポートされていないため、インストール可能なmacOSのバージョンは限られています。最も新しいmacOSがインストールできるかどうかは、ハードウェアの仕様によります。万が一、最新のmacOSがインストールできない場合は、App StoreからmacOSの古いバージョンをダウンロードしてインストールする方法もあります。
まとめ:MacBook Airを初期化する手順
MacBook Air(特に2011年モデル)の初期化には、macOSリカバリモードを使う方法が有効です。初期化後は、データが完全に消去され、新しいオーナーが自由にMacBook Airを使用できるようになります。手順を間違えずに進めることが、スムーズな初期化を実現します。


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