Adobe Photoshopで切り抜いた人物画像を、背景透過のままIllustratorに持っていきたいとお考えの方へ。この記事では、初心者でもわかりやすく、背景透過の画像をIllustratorに正しく配置する方法をご紹介します。
1. Photoshopで背景を透過させる方法
まず、Photoshopで人物画像の背景を透過させる必要があります。以下の手順で行ってください。
- 背景レイヤーを削除または非表示にする:レイヤーパネルで背景レイヤーを選択し、右クリックして「削除」または「非表示」にします。
- 画像をPNG形式で保存:「ファイル」→「書き出し」→「Web用に保存」で、PNG-24を選択し、「透明部分」にチェックを入れて保存します。
2. Illustratorで背景透過画像を配置する方法
次に、Illustratorで透過背景の画像を配置する方法です。
- 画像を配置:Illustratorを開き、「ファイル」→「配置」で先ほど保存したPNGファイルを選択し、配置します。
- 配置オプションの確認:配置時に「リンク」オプションを選択し、「読み込みオプションを表示」を確認しておくと、画像の更新が容易になります。
3. 注意点とおすすめの方法
背景透過の画像をIllustratorに持っていく際の注意点とおすすめの方法は以下の通りです。
- PSD形式で保存:Photoshopで作業したファイルをPSD形式で保存し、Illustratorで「ファイル」→「配置」で読み込むと、レイヤー情報を保持したまま配置できます。
- リンク配置の活用:画像をリンクで配置することで、元の画像を更新すればIllustrator内の画像も自動で更新され、効率的です。
- 画像の解像度に注意:高解像度の画像を使用することで、印刷物などでも鮮明な仕上がりになります。
まとめ
Photoshopで切り抜いた人物画像を背景透過のままIllustratorに持っていくには、PNG形式で保存し、Illustratorで適切に配置することが重要です。また、PSD形式での保存やリンク配置を活用することで、作業効率を向上させることができます。これらの方法を試して、スムーズなデザイン作業を実現してください。


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