Asrock B560マザーボードでBIOSアップグレードに失敗した際、電源が入らなくなることがあります。このような場合、まずは冷静に適切な対処法を試みることが重要です。この記事では、BIOSアップグレード後に電源が入らなくなった際の原因と、問題を解決するための手順を解説します。
BIOSアップグレード後に電源が入らない理由
BIOSアップグレード中に電源が切れたり、異常が発生したりすると、マザーボードが正常に動作しなくなることがあります。これは、アップデート中に電源供給が途絶えることによって、BIOSの書き込みが不完全になったためです。その結果、マザーボードが起動しない、または不安定になることがあります。
BIOSのアップデートは慎重に行う必要があり、アップデートが途中で止まったり、失敗した場合は、いくつかの対処法を試すことができます。
CMOSリセットで問題を解決する方法
まず最初に試すべき方法は、CMOSリセットです。これにより、BIOS設定が初期状態に戻ります。具体的な手順は次の通りです。
- PCの電源を切ります。
- ケースを開けて、マザーボードのCMOSバッテリーを取り外します。
- バッテリーを10分程度外したままにします。
- その後、バッテリーを元に戻し、PCの電源を入れます。
これにより、BIOSが初期化され、電源が入るようになることがあります。
USBからBIOSの再アップデートを試す
CMOSリセットで問題が解決しない場合は、USBドライブからBIOSを再アップデートすることを試みます。最新のBIOSファイルをASRockの公式サイトからダウンロードし、USBドライブに保存します。次に、マザーボードにUSBドライブを接続し、PCを再起動して、BIOSの再アップデートを実行します。
これにより、BIOSの破損が修復される可能性があります。手順を間違えると問題が解決しないことがあるため、注意深く行いましょう。
その他の対処法
もしこれらの方法で解決できない場合は、次の方法を検討してください。
- マザーボードの手動アップデート:BIOSチップを別の方法でアップデートする
- 専門の修理業者に依頼する
これらの方法も考慮し、最善の解決策を選びましょう。
まとめ
Asrock B560マザーボードのBIOSアップグレード後に電源が入らない場合、まずはCMOSリセットを試し、それでも解決しない場合はUSBからの再アップデートを行うことが有効です。それでも問題が解決しない場合は、専門家に依頼することも検討してください。


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