PCでの起動トラブル時に、USBからWindowsをインストールしようとしたものの、USBが認識されないという問題に直面することがあります。特にMacで作成したインストールUSBがWindowsPCで動作しない場合、いくつかの原因と解決策が考えられます。この記事ではその原因と対処法を詳しく解説します。
原因1: UEFIとBIOSの設定の違い
まず最初に確認すべきなのは、PCのBIOSまたはUEFI設定です。多くの新しいPCはUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)ブートに対応していますが、古いPCはBIOSを使用しています。Macで作成したUSBはUEFI形式で作成されるため、BIOS設定が適切に構成されていないとUSBが認識されないことがあります。
この場合、PCのBIOS設定で「Secure Boot」や「UEFI Boot Mode」が有効になっているかを確認し、必要に応じて設定を変更します。特に「Legacy Boot」や「CSM(Compatibility Support Module)」が有効でないことを確認しましょう。
原因2: USBの形式とフォーマット
Macで作成したインストールUSBは、通常FAT32やexFAT形式でフォーマットされますが、WindowsではNTFS形式のUSBが推奨される場合があります。特に大容量のISOファイルの場合、FAT32では容量制限があるため、インストールがうまく行かないことがあります。
解決策として、USBをNTFSでフォーマットし直し、その後再度Windows11のインストールメディアを作成します。balenaEtcherで作成した場合も、この部分が原因となっていることがありますので、別のツールを試してみることも有効です。
原因3: インストールメディア作成ツールの確認
MacでWindowsインストールUSBを作成する際、使用するツールによっては正しく起動しないことがあります。balenaEtcherは多くのフォーマットに対応していますが、Windows向けのインストールメディア作成には、Microsoftの公式ツールである「Windows Media Creation Tool」の使用を推奨します。
Mac環境でWindowsインストールUSBを作成する場合、UNetbootinやddコマンドなどのツールを使用することもありますが、これらはWindows用のインストールに特化したツールに比べて設定が難しくなることもあります。適切なツールの使用が重要です。
原因4: USBポートと接続方法の確認
USBポートの種類や接続方法によっても、インストールメディアが認識されないことがあります。特にUSB-CポートやUSBハブを使用している場合、PCがその接続を正しく認識しないことがあります。可能であれば、直接PCのUSB-AポートにUSBメモリを挿して試してみてください。
また、USBメモリが破損している場合もあるため、別のUSBメモリで再度作成してみることも一つの手です。
まとめ
Macで作成したWindows11インストールUSBがPCで認識されない原因は、BIOS設定、USBのフォーマット形式、インストールメディア作成ツールの問題、接続方法など多岐にわたります。これらの原因を一つずつ確認し、適切な設定を行うことで、インストールメディアを正常に認識させることができます。それでも問題が解決しない場合は、PC修理店への依頼も検討してください。

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