クリップスタジオペイントを使ってアニメーションをMP4形式で書き出す際に発生する問題について解説します。特に、書き出す際に文字が薄くなったり、選択できなくなる問題について、具体的な解決策をご紹介します。
1. MP4形式でアニメーションを書き出す手順
クリップスタジオペイントEX版では、アニメーションを直接MP4形式で書き出すことができます。まず、アニメーションの完成後、メニューから「ファイル」→「書き出し」→「動画(MP4)」を選択します。ここで設定を調整し、保存場所を選択すれば、アニメーションがMP4形式で書き出されます。
2. 文字が薄くなる原因とその解決方法
MP4書き出し時に文字が薄くなる原因として、書き出し設定の「品質」や「エンコード設定」に問題がある場合があります。解決方法として、書き出し設定の「圧縮設定」を見直し、ビットレートを上げてみてください。また、文字レイヤーが画像として変換されている可能性もあるため、レイヤーを再確認し、適切な設定を行うことが重要です。
3. MP4に変換できない場合の対応策
MP4に変換できない場合、他の形式(例えばMOV形式)で書き出し、変換ツールを使用してMP4に変換する方法があります。オンラインで使える動画変換ツールや、デスクトップ用の変換ソフトを利用することも一つの方法です。オンラインツールでは「CloudConvert」などが便利です。
4. iPad版の注意点と推奨設定
iPad版クリップスタジオペイントでは、PC版と異なる書き出し設定が必要な場合があります。特にiPadではストレージの容量や性能が限られているため、書き出し時にファイルサイズを小さくすることを考慮し、解像度やビットレートを調整してみましょう。
まとめ
クリップスタジオペイントEXを使用してアニメーションをMP4形式で書き出す際、設定の見直しや変換ツールの利用で問題を解決できます。特に文字が薄くなる問題には、圧縮設定やレイヤー設定の確認が必要です。MP4形式への変換がうまくいかない場合は、別の形式で書き出して変換ツールを使う方法も検討しましょう。これらの方法で、スムーズにアニメーションを仕上げることができます。
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