Excelで「令和年数」を表示させる際に、特定の形式で数字を表示する方法を解説します。例えば、日付に基づいて「令和7年度報告書」のような文字列を表示させたり、「令和7年」の年数部分のみを数字として表示させる方法です。
令和年数を表示する方法
まず、A1セルに「令和 年度報告書」という文字を入れ、B2セルに日付(令和7年1月1日など)を入力した場合に、B2セルに「令和7年度報告書」という形式にするための数式は次の通りです。
=TEXT(B2, "令和e年度報告書")
この数式では、TEXT関数を使用して日付から「令和7年」を取り出し、「年度報告書」という文字列を結合しています。
数字の形式のみを表示する方法
次に、A1セルに「1」という数字が入力されている状態で、B2セルに日付(令和7年1月1日)を基に「71」と表示させたい場合の数式は以下の通りです。
=TEXT(YEAR(B2)-2018, "0")
この式では、YEAR関数を使ってB2セルの日付から年数(令和7年の7)を抽出し、その値から2018年(令和元年)を引いて、最終的に「71」と表示させます。これにより、正しい形式で数字が表示されます。
まとめ
Excelで「令和年数」を自動で表示させる方法について解説しました。年号から直接数字を表示させるためには、TEXT関数とYEAR関数をうまく使うことがポイントです。これにより、Excelのシート内で令和年数に基づいた正しい数字や文字列を表示できるようになります。


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