Macのデスクトップに保存していたファイルが勝手に「iCloudのデスクトップ」に移動されてしまう問題に困っている方へ。この記事では、なぜそのようなことが起こるのか、そしてその解決方法について詳しく解説します。iCloudを使いたくない、またはその動作を無効にしたい方に向けて、手順を分かりやすく説明します。
1. iCloudによるデスクトップ同期の原因
Macでは、iCloudを使用することで、デスクトップや書類などのファイルを自動的にクラウドに保存する設定があります。この機能は、複数のAppleデバイス間でファイルを同期できる便利な機能ですが、意図せずにデスクトップのファイルがiCloudに保存されてしまう場合もあります。
2. iCloudのデスクトップ同期をオフにする方法
もしiCloudのデスクトップ同期をオフにしたい場合、以下の手順で設定を変更できます。
- 「システム環境設定」を開く
- 「Apple ID」をクリック
- 「iCloud」を選択
- 「iCloud Drive」のオプションをクリック
- 「デスクトップと書類フォルダ」をオフにする
これで、デスクトップに保存したファイルがiCloudに自動的に保存されることはなくなります。
3. 以前の設定に戻す方法
もしすでにiCloudにファイルが保存されてしまっている場合、iCloud Driveからファイルを元のデスクトップに戻す手順を説明します。
- Finderを開き、「iCloud Drive」にアクセス
- デスクトップフォルダ内のファイルを確認
- ファイルをドラッグしてデスクトップに戻す
これで、iCloudに保存されたファイルが再びローカルのデスクトップに戻ります。
4. iCloudの使用を完全に無効にする方法
もしiCloud自体を完全に無効にしたい場合、以下の手順で設定を変更できます。
- 「システム環境設定」を開く
- 「Apple ID」を選択
- 「iCloud」を選択し、iCloud全体をオフにする
これで、iCloud関連のすべての同期機能が無効化されます。
まとめ
Macのデスクトップが勝手にiCloudに保存されるのは、iCloudの「デスクトップと書類フォルダ」の同期設定が有効になっているためです。これをオフにすることで、デスクトップに保存したファイルが自動的にiCloudにアップロードされることはなくなります。iCloudの同期機能を必要ない場合は、完全にオフにすることも可能です。これらの設定を変更して、思い通りのファイル管理ができるようになりましょう。


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