Windows 11でファイルやフォルダの右クリックメニューにある「コピー」項目を非表示にしたい場合、レジストリを編集することで実現できます。ユーティリティソフトを使用せずに手動で設定を行いたい方のために、以下の方法で「コピー」項目を非表示にする手順を説明します。
1. レジストリのバックアップを取る
レジストリの編集はシステムに影響を与える可能性があるため、まずバックアップを取っておくことをお勧めします。レジストリを編集する前に、以下の手順でバックアップを取ってください。
1. スタートメニューを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択。
2. 「regedit」と入力し、Enterキーを押す。
3. レジストリエディタが開いたら、左上の「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択し、バックアップを保存。
2. レジストリを編集する
次に、実際に「コピー」項目を非表示にするためのレジストリを編集します。以下の手順でレジストリの設定を変更してください。
1. レジストリエディタで、以下のパスに移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell
「shell」キー内にある「コピー」の項目を探し、その設定を変更または削除します。
3. 「コピー」項目を無効にする設定
もし「コピー」項目が表示されない場合、あるいは無効にしたい場合は、以下の手順で設定します。
1. レジストリエディタで、「コピー」に関連する設定を右クリックし、「削除」を選択します。
「コピー」に関連する項目を削除することで、右クリックメニューから「コピー」項目が表示されなくなります。
4. 変更を適用する
レジストリの編集が完了したら、PCを再起動して変更を適用します。再起動後、右クリックメニューから「コピー」項目が削除または無効になっていることを確認してください。
5. まとめ
Windows 11の右クリックメニューから「コピー」項目を削除または無効にするには、レジストリを編集する方法が有効です。レジストリのバックアップを取った後、指定されたパスにアクセスして「コピー」項目を削除するだけで、右クリックメニューから「コピー」項目を非表示にすることができます。この方法で、他の不要な項目を削除することも可能です。
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