OpenOffice Calcで役職希望者を自動でリスト化する方法|無料で簡単に管理する方法

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PTAの役職希望を管理する際、毎年担当者が変わることを考慮すると、誰でも簡単に使える無料のソフトが求められます。OpenOffice Calcを使って、希望する役職をリスト化する方法を紹介します。これにより、くじ引きの手間も減らし、スムーズに役職決めができるようになります。

OpenOffice Calcで役職希望者リストを作成する方法

OpenOffice Calcを使用すれば、Excelと同様に関数を駆使して簡単にデータを整理できます。ここでは、各役職に希望した人数をリスト化する方法について解説します。

基本的なシートの作成

まずは、アンケート結果を整理するシートを作成しましょう。基本的なシート構成は以下のようにします。

名前 第1希望 第2希望 第3希望
田中 役職A 役職B 役職C
鈴木 役職B 役職A 役職C

このように、名前と希望する役職(第1~第3希望)を列ごとに入力します。

役職ごとに希望者を表示する方法

次に、各役職に希望者が誰かを表示させる方法について説明します。役職ごとの希望者リストを作成するためには、IF関数やTEXTJOIN関数を活用します。例えば、役職Aに希望する人をリスト化するためには、以下のような数式を使用します。

=TEXTJOIN(", ", TRUE, IF(B2:B100="役職A", A2:A100, ""))

この数式は、B列に「役職A」が入力されている行の名前をA列から抽出し、コンマ区切りで表示します。

役職ごとに希望者を自動更新する方法

役職希望者リストが自動的に更新されるように、上記の数式を使って役職ごとに必要な関数を追加します。例えば、役職Bに希望する人を表示する数式は次の通りです。

=TEXTJOIN(", ", TRUE, IF(B2:B100="役職B", A2:A100, ""))

これで、役職ごとに希望者リストが自動で更新されます。新たに実績として入力された情報に基づいてリストが生成され、手間を減らすことができます。

簡単にくじ引きを行うための工夫

希望者リストを自動的に作成することで、役職決定のためのくじ引きも簡単に行えるようになります。例えば、名前がリストとして表示された後、くじ引きの際に名前をランダムで選び出すことができます。これにはRAND関数を活用します。名前のリストに対してRAND関数を使ってランダムな数字を生成し、その数字に基づいて選ばれた名前を表示することができます。

=INDEX(A2:A100, MATCH(MIN(C2:C100), C2:C100, 0))

これにより、希望者からランダムに役職を決定することが可能になります。

まとめ:無料で役職希望者を整理する方法

OpenOffice Calcを活用すれば、無料で役職希望者のリストを簡単に整理することができます。関数を使って希望者を自動的にリスト化し、さらにくじ引きまでスムーズに進めることができます。Excelの代替としても十分に機能し、毎年担当者が変わる場合でも簡単に運用できるため、PTAの役職決定を効率化することができます。

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