PowerPointのプレゼンデータを他のPCでそのまま表示させる方法

Office系ソフトウェア

プレゼンテーションの準備ができているのに、急に出席できなくなってしまった場合、特に学校のPCでプレゼンをする際に問題となるのが、アニメーションや特殊なフォントが正しく反映されないことです。そんな時、どうすれば元のプレゼンテーションをそのまま他のPCで再生できるのでしょうか。本記事では、その方法を紹介します。

1. PowerPointファイルをPDFに変換する

PowerPointのアニメーションやスライドの配置が失われないようにする方法の一つが、ファイルをPDF形式に変換することです。PDF形式に変換することで、レイアウトや内容が崩れることなく他のPCでも同じように表示できます。

PDF化する手順は簡単です。

  • PowerPointファイルを開き、「ファイル」タブをクリック。
  • 「名前を付けて保存」を選択し、保存先を指定。
  • 「保存する形式」を「PDF」に変更して保存。

2. PowerPointの「パッケージ化」機能を使用する

PowerPointには、ファイルを他のPCでも正しく表示できるように、すべての必要なデータをまとめて保存できる「パッケージ化」機能があります。この機能を使うと、プレゼンに使用されているフォントやメディアファイルを一つのフォルダにまとめて保存できます。

パッケージ化の手順。

  • 「ファイル」タブから「名前を付けて保存」を選択。
  • 「PowerPoint プレゼンテーション」を選び、保存場所を指定。
  • 「ツール」→「パッケージ化」を選択し、必要なファイルを追加して保存。

3. クラウドサービスを使ってファイルを共有する

学校のPCに直接メールやファイル転送ができない場合でも、クラウドサービスを使って簡単にファイルを共有することができます。Google DriveやOneDrive、Dropboxなどを利用することで、インターネット経由でファイルを共有し、他のPCでも問題なく開けるようになります。

クラウドを利用する際は、以下のステップを試してみてください。

  • PowerPointファイルをクラウドサービスにアップロード。
  • 学校のPCでサービスにログインし、ファイルをダウンロードまたは直接開く。
  • クラウド上で編集・変更された場合も、データが同期されるので安心です。

4. プレゼン資料をオンラインで共有する方法

もう一つの方法として、PowerPointをそのままオンラインで閲覧できる形式にすることです。例えば、Microsoft 365やGoogle Slidesを利用すれば、PowerPointのファイルをアップロードして、オンライン上で直接プレゼンテーションを行うことができます。

オンラインでの共有方法。

  • Google SlidesやMicrosoft 365にPowerPointファイルをアップロード。
  • インターネット経由でアクセスできるリンクを共有し、クラスのメンバーがその場でプレゼンを閲覧可能。

5. まとめ

急に出席できなくなり、学校のPCでのプレゼンに困った場合でも、PowerPointファイルをPDFに変換する、ファイルをパッケージ化する、クラウドサービスを使って共有する、またはオンラインで直接共有する方法があります。これらの方法を駆使すれば、アニメーションやレイアウトをそのまま保持し、問題なくプレゼンを行うことができます。

予めどの方法が使えるか確認して、プレゼン当日でもスムーズに対応できるよう準備しておくと安心です。

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