FiiO BTR17は768kHzまで対応とされていますが、Windows 11 Proで接続した際に出力サウンド設定において192kHzまでしか表示されない問題に直面することがあります。この問題は、いくつかの原因と設定方法によって解決できます。この記事では、その原因と解決方法について詳しく説明します。
FiiO BTR17で768kHzに対応するための基本的な確認事項
FiiO BTR17は768kHz/32bitまで対応しているものの、Windows 11のサウンド設定で最高192kHzまでしか表示されない場合があります。まずは、以下の項目を確認してみましょう。
- ドライバの更新：FiiOの公式サイトから最新のドライバをダウンロードし、インストールします。
- USB接続：PCに直接接続するのではなく、USBハブを使用していないか確認します。場合によっては、PCのUSBポートが十分な帯域幅を提供していない可能性があります。
- サウンド設定の確認：Windowsのサウンド設定から、出力デバイスを「FiiO BTR17」に設定し、最大ビット深度とサンプリングレートが768kHzに設定されているか確認します。
デバイス設定を調整する手順
FiiO BTR17を最大限に活用するために、Windows 11のサウンド設定を調整する必要があります。以下の手順を試してみてください。
- 「スタート」メニューから「設定」を開きます。
- 「システム」＞「サウンド」を選択し、使用するオーディオ出力デバイスをFiiO BTR17に変更します。
- 「サウンドコントロールパネル」リンクをクリックし、「再生」タブでFiiO BTR17を選択し、「プロパティ」をクリックします。
- 「詳細設定」タブで、最大のサンプリングレート（768kHz/32bit）が選択可能か確認し、選択します。
サウンドドライバの問題と解決方法
もし、上記の手順を実行しても768kHzが選択できない場合、サウンドドライバの問題が考えられます。ドライバが古い場合や正しくインストールされていない場合、最高サンプリングレートが制限されることがあります。
この場合、FiiOの公式サイトから最新のドライバをダウンロードし、インストールすることで解決できる場合があります。最新ドライバをインストール後、再度設定を確認し、768kHzの選択肢が表示されるか確認します。
FiiO BTR17の互換性確認
また、FiiO BTR17がPCと完全に互換性があるかを確認することも重要です。一部の古いPCや特定のハードウェア環境では、USBオーディオインターフェースとの互換性に制限がある場合があります。この場合、別のPCやUSBポートで試すか、FiiOのサポートチームに問い合わせてみましょう。
まとめ
FiiO BTR17が768kHzで動作しない場合、まずはドライバの更新とサウンド設定の確認を行いましょう。問題が解決しない場合、USBポートやハードウェアの互換性が影響している可能性があります。これらの確認と設定を適切に行うことで、FiiO BTR17の最高の音質を楽しむことができます。
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