Excelで作成した表をWordに貼り付ける際、数値に引いた下線が一部消えてしまう問題が発生することがあります。この記事では、図として貼り付けた場合に下線が消えないようにする方法をご紹介します。
問題の原因
Excelの表をWordに「図」として貼り付けた際、Wordが画像として扱うため、Excelで設定した書式(例えば、下線やフォントのスタイルなど)が失われることがあります。これにより、特に数値に引いた下線が消えてしまうことがあるのです。
解決方法1: 画像として貼り付ける際の設定を確認
ExcelからWordに貼り付ける際に「図」として貼り付ける方法を選択することは良い方法ですが、下線を消さずに貼り付けるためには少し注意が必要です。貼り付ける際の設定を再確認しましょう。
1. Excelの表をコピーします。
2. Wordで貼り付けたい場所にカーソルを置きます。
3. 「ホーム」タブの「貼り付け」オプションから「図」ではなく「形式を選択して貼り付け」を選択します。
4. 「形式を選択して貼り付け」のダイアログボックスで「画像」や「PNG」など、画像としてではなく形式を維持できるオプションを選択します。
解決方法2: Excelの表を画像形式で保存してから貼り付け
Excel内の表を一度画像として保存し、その画像をWordに貼り付ける方法もあります。この方法では、表の書式(下線など)をそのまま保持できます。
1. Excelで表を選択します。
2. 右クリックして「コピー」を選択します。
3. Wordに移動し、「貼り付け」オプションから「画像」として貼り付けます。
解決方法3: 書式を再確認する
貼り付けた後に、Word内で画像の書式設定を変更することもできます。例えば、画像のサイズや配置を調整することで、下線を目立たせることが可能です。
1. Wordで画像をクリックします。
2. 「図ツール」の「書式」タブを開きます。
3. 「配置」や「サイズ」などを調整して、見た目が整うように変更します。
まとめ
ExcelからWordに表を「図」として貼り付ける際に下線が消える問題は、設定を調整することで解決できます。貼り付け方法や設定を見直すことで、書式を保ったまま表をWordに移すことができます。今回紹介した方法を試して、問題を解決してください。

コメント