Unityで新しいプロジェクトを作成するためには、UnityEditorを正しくインストールする必要があります。しかし、インストールの過程で問題が発生することもあります。この記事では、UnityEditorをインストールする際の推奨バージョンの選び方と、インストールが完了しない場合の解決方法を詳しく解説します。
Unityのバージョン選択方法
Unityには複数のバージョンがリリースされており、それぞれのバージョンに特徴があります。まず、Unityで新しいプロジェクトを作成する際には、最も安定したバージョンを選ぶことが重要です。Unityのバージョンには、LTS(Long Term Support)バージョンと、通常のアップデートバージョンがあります。
例えば、「Unity (2021.3.45f1)」はLTSバージョンであり、安定性が高く、長期間サポートされるため、プロジェクトで使用する際には推奨されるバージョンです。一方、「Unity (2022.3.61f1)」などの最新バージョンは、新しい機能が追加されていますが、安定性に問題が発生する可能性があるため、実験的に試す場合に使用すると良いでしょう。
UnityEditorのインストール手順
UnityEditorのインストールは、Unity Hubを使用して行います。以下の手順に従ってインストールを進めてください。
- Unity Hubを公式サイトからダウンロードし、インストールします。
- Unity Hubを起動し、「インストール」タブに移動します。
- 「Unityをインストール」ボタンをクリックし、インストールしたいバージョン(例:Unity 2021.3.45f1)を選択します。
- インストールするプラットフォーム(PC、Android、iOSなど)を選びます。
- 「インストール」ボタンをクリックして、インストールを完了させます。
これでUnityEditorのインストールが完了します。
インストールが完了しない場合のトラブルシューティング
インストール中に「validating」と表示されたままで進まない場合、以下の方法を試してみてください。
- インターネット接続を確認する:インストール中にインターネット接続が不安定だと、インストールが途中で止まることがあります。安定した接続を確認し、再度インストールを試みてください。
- 管理者権限で実行する:Windowsでは、管理者権限でUnity Hubを実行することで、インストールが正常に進むことがあります。Unity Hubを右クリックして「管理者として実行」を選択してください。
- Unity Hubのキャッシュをクリアする:Unity Hubがキャッシュを保持していることが原因でインストールが進まない場合があります。設定からキャッシュをクリアして、再度インストールを試みてください。
- アンチウイルスソフトウェアの確認:アンチウイルスソフトがインストールの邪魔をしている場合もあります。アンチウイルスを一時的に無効にして、インストールを試してみてください。
まとめ
UnityEditorのインストールは比較的簡単ですが、バージョン選びやインストール中のトラブルに悩まされることもあります。最も安定したバージョン(LTSバージョン)を選ぶことで、プロジェクト作成をスムーズに進めることができます。また、インストール中に問題が発生した場合は、ネットワーク接続の確認や管理者権限での実行、アンチウイルスの確認などを試して、再インストールを行うことが解決策となります。


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