OBSで録画したMP4ファイルの音声がDaVinci Resolveで認識されない場合の対処法

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OBSで録画したMP4ファイルをDaVinci Resolveで編集しようとした際に音声のみが認識されない問題に直面した方へ。この記事では、この問題の原因とその解決方法を解説します。音声が認識されない場合、いくつかの設定やファイルの処理方法を見直すことで、スムーズに編集作業を進めることができます。

音声が認識されない原因

OBSで録画したMP4ファイルには、音声のコーデックや設定が原因でDaVinci Resolveが音声を正しく認識できない場合があります。OBSの録画設定で、音声のコーデック(例えばAACやMP3)やサンプルレートがDaVinci Resolveと互換性がない場合、音声が認識されないことがあります。

また、DaVinci Resolveが一部のMP4ファイルフォーマットに対して完全に対応していない場合もあります。そのため、OBSの設定を見直し、または録画ファイルを変換してから編集する方法が有効です。

対処方法1: 音声コーデックの変更

OBSの録画設定で使用する音声コーデックを確認し、DaVinci Resolveと互換性のあるコーデックを選択します。一般的には、AAC(Advanced Audio Codec)がDaVinci Resolveでの編集に最も適しています。以下の手順で音声コーデックを変更することができます。

1. OBSを開き、「設定」メニューをクリックします。
2. 「出力」タブを選択し、録画の設定を確認します。
3. 音声コーデックをAACに変更します。
4. 録画を再度行い、DaVinci Resolveで音声が認識されるか確認します。

対処方法2: 録画ファイルを変換する

音声が認識されない場合、録画したMP4ファイルを別のフォーマットに変換することで解決することがあります。例えば、MP4からMOVやMKVに変換すると、DaVinci Resolveで音声が認識されやすくなる場合があります。

オンラインの動画変換ツールや、HandBrakeなどの変換ソフトを使用して、ファイルを変換してみましょう。以下の手順でファイルを変換できます。

1. HandBrakeなどの動画変換ツールをインストールします。
2. 変換したいMP4ファイルを読み込みます。
3. 出力フォーマットをMOVまたはMKVに設定し、音声設定を確認します。
4. 変換後のファイルをDaVinci Resolveにインポートし、音声が認識されるか確認します。

対処方法3: DaVinci Resolveの設定を確認する

DaVinci Resolveの設定が原因で音声が認識されない場合もあります。特に、プロジェクト設定での音声フォーマットやサンプルレートの設定を確認することが重要です。以下の手順で設定を確認できます。

1. DaVinci Resolveを開き、プロジェクト設定に移動します。
2. 「オーディオ」タブで、音声フォーマットやサンプルレートが録音ファイルと一致しているか確認します。
3. サンプルレートやフォーマットを調整してから、再度動画をインポートしてみてください。

まとめ

OBSで録画したMP4ファイルの音声がDaVinci Resolveで認識されない場合、音声コーデックやファイルフォーマットが原因であることが多いです。コーデックをAACに変更する、ファイルを変換する、DaVinci Resolveの設定を確認するなど、いくつかの対処方法があります。これらの方法を試すことで、音声が正常に認識され、スムーズに編集作業を進めることができるはずです。

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