Office 365のWordで図形やテキストボックスを操作する際に、「オブジェクトの選択」と「図形の書式設定」ウィンドウを並べて表示したいというニーズにお応えします。Office 2019ではこれらのウィンドウが並んで表示されていましたが、Office 365ではウィンドウを切り替えなければならないため、効率的に作業する方法を解説します。
Wordでのウィンドウ配置について
Word 365では、複数のウィンドウを並べて表示することができますが、標準の設定では「オブジェクトの選択」ウィンドウと「図形の書式設定」ウィンドウは別々に表示されます。これらを並べて表示する方法は、いくつかの設定を変更することで実現できます。
ウィンドウを並べて表示する設定手順
まず、必要なウィンドウを表示させた状態にします。
- オブジェクトの選択ウィンドウを表示する:「ホーム」タブの「編集」グループから「オブジェクトの選択」をクリックして表示します。
- 図形の書式設定ウィンドウを表示する:「図形の書式設定」オプションは、図形を選択した状態で右クリックして「図形の書式設定」を選び、表示させます。
- ウィンドウを並べて配置:それぞれのウィンドウをドラッグして、Wordの右側に並べて表示できるように配置します。
ウィンドウを並べるためのショートカット
もし、ウィンドウを素早く並べて表示したい場合、Windowsの「スナップ機能」を活用すると便利です。例えば、ウィンドウを画面の右または左にドラッグすることで、簡単に2つのウィンドウを並べて表示できます。この方法を使えば、Word内での作業効率を大きく改善できます。
注意点:ウィンドウの表示が重なってしまう場合
ウィンドウを並べて表示していると、表示領域が重なり合う場合があります。この問題を避けるためには、表示するウィンドウの大きさを調整することが重要です。ウィンドウをリサイズして、見やすいレイアウトに配置しましょう。
まとめ
Word 365で「オブジェクトの選択」ウィンドウと「図形の書式設定」ウィンドウを並べて表示する方法は、ウィンドウの配置を手動で調整することで実現できます。また、Windowsのスナップ機能を使えば、ウィンドウを素早く並べて効率的に作業を行うことができます。これらの設定を活用し、Wordでの作業をより快適にしましょう。


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