新しいPCにインストールした最新のExcelで、ファイルのプルダウンメニューに「名前を付けて保存」が表示されない問題が発生している場合、いくつかの原因と解決方法があります。この記事では、この問題の原因と、設定を変更する方法について詳しく解説します。
「名前を付けて保存」が表示されない原因
Excelで「名前を付けて保存」が表示されない場合、考えられる原因としては、設定の変更や、Excelのバージョン、インターフェースの違いなどがあります。特に、最近のExcelではインターフェースが更新されており、以前のバージョンとは若干異なる部分もあります。
また、Excelのファイルメニューやクイックアクセスツールバーの設定に問題がある可能性もあります。これらの設定を調整することで、「名前を付けて保存」のオプションが再表示されることがあります。
「名前を付けて保存」を再表示させる方法
以下の手順で、Excelの「名前を付けて保存」オプションを再表示させることができます。
- Excelを開き、左上の「ファイル」をクリックします。
- 表示されるメニューの中で「オプション」を選択します。
- 「Excelのオプション」ウィンドウが表示されたら、左側の「リボンのカスタマイズ」を選びます。
- 右側で「ファイル」タブの設定を確認し、「名前を付けて保存」オプションが表示されていない場合、リストから選択して有効にします。
これで「名前を付けて保存」がファイルメニューに再表示されるはずです。
クイックアクセスツールバーの設定を確認
もし、クイックアクセスツールバーに「名前を付けて保存」のボタンを追加したい場合は、次の手順で設定できます。
- Excelの画面右上にあるクイックアクセスツールバーの設定アイコン(小さな下矢印)をクリックします。
- 「その他のコマンド」を選択し、「コマンドの選択」から「名前を付けて保存」を探します。
- 「名前を付けて保存」を選択し、「追加」をクリックしてクイックアクセスツールバーに追加します。
これで、クイックアクセスツールバーからも「名前を付けて保存」が使用できるようになります。
最新バージョンのExcelを確認
Excelのバージョンによっては、インターフェースや機能が異なる場合があります。もし、上記の方法で解決しない場合は、Excelが最新のバージョンかどうかを確認し、アップデートを行うことをお勧めします。
- Excelを開き、左上の「ファイル」タブをクリックします。
- 「アカウント」を選択し、「更新オプション」から「今すぐ更新」を選びます。
これで、最新の更新プログラムがインストールされ、問題が解決する場合があります。
まとめ
Excelで「名前を付けて保存」が表示されない場合の原因としては、設定の問題やインターフェースの違いが考えられます。設定を確認し、リボンやクイックアクセスツールバーをカスタマイズすることで解決できます。また、Excelのバージョンを最新に保つことで、問題を回避することができます。


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