スクールフォト研修の撮影後、写真の一括編集をする際に、特定のサイズに変更したり、解像度やファイル名の設定を一括で行う方法についてご紹介します。ここでは、Lightroomを使った方法と、フリーソフトを使用した方法の両方を解説します。
写真のサイズを一括で4000×6000ピクセルに変更する方法
Lightroomを使用して、写真を一括で指定のサイズ（例：4000×6000ピクセル）に変更する方法は以下の通りです。
- Lightroomの場合: 写真を選択した後、「書き出し」オプションを選び、「ファイル設定」の中で出力サイズを指定できます。「画像サイズ」の欄で、幅と高さを4000×6000ピクセルに設定します。
- フリーソフトの場合: 「GIMP」や「IrfanView」などのフリーソフトを使用して、一括でサイズ変更を行うことができます。例えば、IrfanViewでは、バッチ処理機能を使って、複数の画像を一度にリサイズすることが可能です。
解像度300DPI、容量2MBに一括で設定する方法
解像度と容量の設定も、Lightroomとフリーソフトで行うことができます。
- Lightroom: 書き出し時に、「ファイル設定」から「解像度」を300DPIに設定できます。容量については、JPEG圧縮の設定で「品質」を調整し、希望の容量（約2MB）に近づけることが可能です。
- フリーソフト: GIMPやIrfanViewでも、解像度を300DPIに設定したり、JPEG圧縮でファイル容量を調整したりできます。特にIrfanViewの「バッチコンバート」機能で、解像度やファイルサイズをまとめて変更することができます。
ファイル名を一括で連番設定する方法
ファイル名を連番にし、特定の文字を含める場合、Lightroomとフリーソフトで簡単に変更できます。
- Lightroom: 書き出し時に、「ファイル名」のオプションで「連番」を選択できます。また、プレフィックス（接頭語）やサフィックス（接尾語）を追加することもでき、指定した文字をファイル名に含めることができます。
- フリーソフト: IrfanViewを使う場合、「バッチリネーム」機能を使用して、ファイル名を連番で設定したり、指定した文字列を追加することができます。
一括で明るさ補正をかける方法
一括で明るさやコントラストを補正する方法は、Lightroomやフリーソフトで簡単に行えます。
- Lightroom: 写真を選択した後、調整ブラシや現像パネルで明るさやコントラストを調整し、同じ設定を一括で適用することができます。「同期」を使用して、すべての選択した画像に同じ補正を適用できます。
- フリーソフト: GIMPやIrfanViewでも、バッチ処理機能で明るさやコントラストを一括で調整できます。特にIrfanViewでは、バッチコンバート時に画像調整を加えることができます。
まとめ
Lightroomやフリーソフトを使うことで、撮影後の写真のサイズ変更、解像度設定、ファイル名変更、明るさ補正を効率的に行うことができます。特にバッチ処理機能を活用することで、複数の画像を一括で編集することができ、大量の写真を素早く処理できます。これらの操作をマスターすることで、スクールフォトの作業効率を大幅に向上させることができるでしょう。
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