Excelでシフト表の勤務時間を自動計算する方法

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Excelでシフト表を作成し、勤務時間を自動で計算したい場合、特に「9.5-17」のような省略された時間表記を使用する場合、どのように自動計算を行うかを解説します。この方法を使うと、手動で時間を計算する手間を省き、より効率的にシフト管理ができます。

省略表記の勤務時間を自動計算する方法

Excelでは、通常、時間の計算を行うために「開始時刻」と「終了時刻」を入力し、その差を求めますが、質問のように「9.5-17」のように省略された形式での計算を行うには少し工夫が必要です。

例えば、「9.5-17」という形式を使用して、勤務時間を自動で計算するためには、まず「9.5」や「17」を実際の時間形式に変換する必要があります。この作業を簡単に行う方法をご紹介します。

手順:省略された時間表記を時間形式に変換

1. 「9.5-17」のような表記は、時間(9.5)は「9時30分」、終了時間(17)はそのまま17時を意味しています。

2. 「9.5」をExcelで時間に変換するには、次のように計算式を使います。セルA1に「9.5」と入力した場合、以下の式を使って時間に変換できます。

=INT(A1) + (A1-INT(A1))*60/100

この式により、「9.5」を「9:30」として認識させることができます。

勤務時間を自動計算する

次に、勤務時間を自動で計算する方法について説明します。シフト表のセルに「9.5-17」と入力し、勤務時間を計算するために以下のような計算式を使用します。

1. セルA1に「9.5」、セルB1に「17」を入力します。

2. セルC1に勤務時間を計算するために、以下の式を入力します。

=B1 - A1

この式により、B1(終了時刻)とA1(開始時刻)の差を求めることができ、勤務時間(7.5時間)を計算できます。

より高度な方法:時間形式を直接使用する

時間の形式で計算を行う場合、次のような方法で省略された時間表記を直接時間として扱うこともできます。

  1. セルA1に「9:30 AM」と入力、セルB1に「5:00 PM」と入力します。
  2. セルC1に勤務時間を計算する式として、次の式を使用します:
  3. =B1 - A1

    この方法では、時間形式を直接使用して計算を行うことができ、より簡単に計算ができます。

    まとめ

    Excelで「9.5-17」のような省略表記を使用して勤務時間を自動計算するためには、時間形式に変換したり、適切な計算式を使用する必要があります。上記の方法を使用すると、勤務時間を自動で計算でき、シフト管理が効率化されます。

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