AutoCADで前回保存先をデフォルトにする方法

CAD

AutoCADでDWG To PDFを使用する際、毎回保存場所を選択するのは手間がかかります。特に、保存先が深いフォルダ階層にある場合、繰り返しの操作が面倒です。本記事では、前回保存したフォルダを次回の保存先のデフォルトに設定する方法を解説します。これにより、毎回同じフォルダを選択する手間を省け、作業効率が向上します。

保存先の指定を自動化する

AutoCADのDWG To PDFで保存先を自動的に設定するためには、設定ファイルを編集することが最も簡単な方法です。標準では、印刷のたびに保存場所を手動で選択する必要がありますが、次回の印刷で前回選んだ場所をデフォルトに設定する方法を紹介します。

設定手順

以下の手順で、AutoCADの「DWG To PDF」設定を変更し、保存場所の指定を自動化できます。

  • 1. AutoCADを開く:まずAutoCADを起動します。
  • 2. 印刷設定を開く:「DWG To PDF」を選択して、印刷の設定画面に進みます。
  • 3. オプションを設定:「ファイル出力時の既定の保存場所」を選択し、保存先を一度指定します。
  • 4. 設定保存:設定を保存すると、次回の印刷時にその保存場所がデフォルトで表示されるようになります。

実際の例

例えば、最初に「C:\Users\Documents\ProjectA\Design」を保存先として選択した場合、次回印刷時に同じフォルダが自動的に選択されます。これにより、毎回同じ階層を選択する必要がなく、作業時間の短縮が実現します。

追加のカスタマイズ

もし、特定のフォルダではなく、毎回異なる場所に保存したい場合、AutoCADの設定をカスタマイズする方法もあります。保存先を変えた際、次回のデフォルト保存先としてそのフォルダが選ばれるように設定を調整することができます。

まとめ

AutoCADのDWG To PDFで、保存先のフォルダを毎回指定する手間を省くには、設定を変更することで、前回保存したフォルダを次回のデフォルトに設定できます。この方法により、作業効率が向上し、時間を節約できます。設定手順は簡単で、すぐに実践できるため、ぜひ試してみてください。

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