Google スプレッドシートでランキングを作成する方法 – 名前、数量、順位を自動で並べ替える

Office系ソフトウェア

Google スプレッドシートを使って、名前、数量、順位を自動で並べ替え、ランキングを作成する方法を解説します。特に、QUERY関数を使用してデータを抽出する際のコツや注意点を中心に、実際に役立つ方法を紹介します。

Google スプレッドシートの基本設定

まず、Google スプレッドシートに「名前」「数量」「順位」といったデータを整理する必要があります。例えば、次のようなデータがあるとしましょう。

名前 数量 順位
山田太郎 15 2
佐藤次郎 30 1
鈴木花子 20 3

このデータを「順位」順に並べ替える方法を見ていきます。

QUERY関数でデータを並べ替える方法

Google スプレッドシートのQUERY関数を使えば、データを簡単に並べ替えたり、特定の条件を満たすデータを抽出したりできます。以下のように、QUERY関数を使用して「順位」を基準にデータを並べ替えます。

 =QUERY(A2:C4, "SELECT A, B, C ORDER BY C ASC", 1) 

この式では、A列からC列までのデータを選択し、C列(順位)で昇順に並べ替えます。「ASC」は昇順を意味し、順位が1位から順番に表示されます。

具体例を使ったQUERY関数の使い方

以下の手順で、実際に「名前」「数量」「順位」のデータを並べ替えた結果を表示する方法を見てみましょう。

  • まず、スプレッドシートに名前、数量、順位のデータを入力します。
  • 次に、QUERY関数を使用してデータを並べ替えます。例えば、範囲がA2:C4の場合、以下のように入力します:
  •  =QUERY(A2:C4, "SELECT A, B, C ORDER BY C ASC", 1) 
  • これで、順位が1位から順に並べ替えられたデータが表示されます。

さらに高度な使い方 – フィルター機能の活用

QUERY関数では、データを並べ替えるだけでなく、特定の条件に一致するデータを抽出することも可能です。例えば、数量が20以上のデータだけを抽出したい場合、以下のようなクエリを使います。

 =QUERY(A2:C4, "SELECT A, B, C WHERE B >= 20 ORDER BY C ASC", 1) 

このようにすることで、数量が20以上のデータだけが表示され、順位も昇順で並べ替えられます。

QUERY関数を活用した他の応用例

QUERY関数は、スプレッドシート内でさまざまな条件に基づいてデータを抽出・並べ替える際に非常に便利です。以下に、QUERY関数を使った他の応用例をいくつか紹介します。

  • 複数条件でのフィルター – 「数量」が20以上でかつ「順位」が2位以内のデータだけを抽出する。
  • データの集計 – 「数量」の合計や平均を計算し、上位のデータを抽出する。
  • 日付を含むデータのフィルタリング – 特定の日付範囲内のデータのみを抽出する。

まとめ

Google スプレッドシートで、名前、数量、順位を並べ替え、ランキングを作成する方法について解説しました。QUERY関数を使うことで、データの抽出や並べ替えが非常に簡単になります。特に、データの条件に応じた抽出や、並べ替えを行うことができるので、効率よく情報を整理することができます。

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