大量の写真や動画、バックアップデータなどをコピーしている途中で、パソコンの画面が暗くなったりスリープ状態になったりすると、処理が止まったように感じて不安になることがあります。特に数時間かかるような大容量データの移動では、スリープ設定を見直しておくことが重要です。
この記事では、Windowsでファイルコピー中にスリープしないようにする設定方法や、一時的にスリープを無効化する方法、コピー作業時に注意したいポイントについて解説します。
大量データのコピー中にスリープする理由
Windowsには、一定時間パソコンを操作しない場合に消費電力を抑えるため、画面を消したりパソコンをスリープ状態にしたりする機能があります。
通常、ファイルコピーなどの処理中はパソコンが動作しているためスリープしない場合もありますが、設定や環境によってはコピー中でもスリープへ移行することがあります。
例えば、外付けHDDから数百GBのデータをコピーしている途中でスリープすると、コピー処理が一時停止したり、ネットワーク経由の転送が切断されたりする可能性があります。
Windowsの電源設定でスリープ時間を変更する方法
大量データをコピーする場合は、電源設定からスリープまでの時間を長くするか、一時的にスリープを無効にすると安心です。
Windows 10やWindows 11では、以下の手順で変更できます。
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「システム」を選択する
- 「電源とバッテリー」または「電源とスリープ」を開く
- スリープの時間設定を変更する
例えば「30分後にスリープ」になっている場合、「なし」または数時間後に変更すると、長時間のコピー作業でも途中停止を防ぎやすくなります。
ノートパソコンの場合に確認したい設定
ノートパソコンでは、画面を閉じたときの動作設定によってスリープへ移行する場合があります。大量データをコピーするときは、電源接続時の設定も確認しましょう。
確認するには「コントロールパネル」から「電源オプション」を開き、「カバーを閉じたときの動作の選択」を変更します。
例えば外付けSSDへ動画データをコピーしている途中でノートパソコンのふたを閉じる場合、「スリープ状態にする」ではなく「何もしない」に変更するとコピーを継続できます。
画面だけ消してスリープさせない設定もおすすめ
スリープを完全に無効化すると消費電力が増えるため、状況によっては画面だけをオフにする設定がおすすめです。
Windowsでは「画面の電源を切る時間」と「スリープになる時間」を別々に設定できます。画面は数分で消し、スリープは数時間またはなしに設定すると、節電しながらコピー作業を続けられます。
例えば夜間にバックアップを開始する場合、モニターは消灯してパソコンだけ動作させることで、電力消費を抑えながら処理を完了できます。
コピー中にスリープ以外で注意するポイント
大量データのコピーでは、スリープ以外にも途中停止の原因があります。特に外付けストレージを使用している場合は、接続状態や電源供給にも注意が必要です。
| 確認ポイント | 対策 |
|---|---|
| USB接続 | ケーブルの抜けや接触不良がないか確認する |
| 外付けHDDの電源 | 安定した電源供給を行う |
| 保存先容量 | コピー先の空き容量を確認する |
| 省電力設定 | USBの電源オフ設定を確認する |
また、USB接続のHDDやSSDでは、Windowsの省電力機能によって一時的に接続が解除される場合があります。必要に応じてUSBの電源管理設定も確認すると安心です。
大量コピー時に便利な一時的な対策
頻繁に設定を変更したくない場合は、コピー作業を行う時間だけスリープを防ぐ方法もあります。
例えば、Windowsの電源設定で一時的にスリープを「なし」に変更し、コピー完了後に元の設定へ戻す方法です。
また、長時間の処理を行う場合は、パソコンを電源アダプターにつないだ状態で作業することで、バッテリー切れによる停止も防げます。
まとめ
大量データのコピー中に画面が消えたりスリープしたりする場合は、Windowsの電源設定を見直すことで解決できます。
特に長時間かかるデータ移動では、スリープ時間を延長または無効化し、ノートパソコンの場合はふたを閉じたときの動作も確認することが大切です。
コピー作業が終わった後は、普段使いに適したスリープ設定へ戻しておくことで、消費電力を抑えながら快適にパソコンを利用できます。


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