Windows 11のデスクトップに、Microsoft標準の「付箋(Sticky Notes)」ではなく、シンプルな白い付箋を自由に配置したい場合は、無料のデスクトップ付箋ソフトが便利です。特に「正方形に近い白い付箋」「ウィンドウサイズを自由に変更」「文字を大きくしたい」「好きな場所へ移動したい」という条件なら、標準付箋よりカスタマイズ性の高いフリーソフトが向いています。
2026年8月時点で確認できる候補の中では、Simple Sticky Notes、Duckling Memo 2、シンプル付箋が条件に近い選択肢です。中でも、無料・Windows 11対応・色変更・シンプルさを重視するならSimple Sticky Notesが最初に試しやすいでしょう。
この記事では、それぞれの特徴と「白い正方形の付箋として使えるか」という観点から比較し、安全にダウンロードする際の注意点も解説します。
Windows 11標準の付箋では文字サイズを自由に変えにくい
Windows 11にはMicrosoftの「付箋(Sticky Notes)」があり、付箋をデスクトップ上の好きな位置へ移動したり、端や角をドラッグして幅・高さを変更したりできます。背景色についても複数の色から選択できます。[参照] Microsoft公式「付箋を開始する」
一方、Microsoft公式ヘルプでは、現在のSticky Notesについてノート内のテキストのフォントや文字サイズを直接変更することはできないと案内されています。Windows全体のテキストサイズを変更する方法はありますが、「この付箋だけ14pt、この付箋は20pt」といった一般的なメモソフトの感覚での調整には向きません。
そのため、付箋そのものの大きさだけでなく文字サイズや外観も細かく変更したい場合は、Microsoft標準付箋にこだわらずサードパーティー製の付箋ソフトを選ぶメリットがあります。
第一候補は「Simple Sticky Notes」
Simple Sticky Notesは、Windows向けに提供されている無料のデスクトップ付箋ソフトです。公式サイトによるとWindows 11・10などに対応しており、2026年2月22日にバージョン6.9が公開されています。個人利用だけでなく商用利用についても無料と案内されています。[参照] Simple Sticky Notes公式ダウンロードページ
付箋の色や透明度などをカスタマイズでき、テーマにも対応しています。デスクトップへ複数の付箋を表示して使えるため、「Microsoftの付箋ではなく、昔ながらのデスクトップ付箋ソフトが欲しい」という用途と相性がよいソフトです。
白色系の背景に設定し、縦横の大きさを調整すれば、求めている「白い正方形のメモ」に近い外観で使用できます。完全な正方形に固定する必要はなく、内容に合わせて横長・縦長に変更して使える点も便利です。
Simple Sticky Notesが向いている人
例えばデスクトップ右上に白い付箋を置き、「今日やること」を大きめの文字で表示する、といった使い方に向いています。複数の付箋を作れば、「仕事」「買い物」「電話する相手」など用途別にも整理できます。
公式サイトではリマインダー、チェックリスト、ノート管理、検索、印刷・エクスポートなどの機能も紹介されています。単なる一時メモから少し本格的な付箋管理まで対応できるのが特徴です。
なお、公式サイトはsimplestickynotes.comです。開発元自身が、これ以外にSimple Sticky Notesの公式サイトやドメインはないと注意喚起しています。ダウンロードする場合は非公式なソフト配布ページより公式サイトを利用するのが安全です。[参照] Simple Sticky Notes公式サイト
日本語ソフトなら「Duckling Memo 2」も条件にかなり近い
日本語で使いやすく、見た目も細かく変更したい場合はDuckling Memo 2も有力です。公式サイトによると、付箋ごとに書体、文字サイズ、行間、透過度などを設定でき、配色も自由に編集できます。[参照] Duckling Memo 2公式サイト
特に今回の条件と合っているのがサイズ変更です。公式サイトでは、プリセットから付箋サイズを選択できるだけでなく、自由なサイズ変更にも対応していると明記されています。したがって、正方形に近い小さな付箋を作ったり、文章が増えたときだけ縦長にしたりできます。
配色を編集できるので、白背景と黒文字というシンプルな組み合わせにもできます。Microsoft標準付箋より「文字サイズと見た目を自分で決めたい」という場合には、かなり条件に合った選択肢です。
付箋ごとに文字サイズを変えたい場合に便利
Duckling Memo 2では付箋ごとにフォント関連の設定ができるため、例えば「重要」という付箋だけ大きな文字にして、通常のメモは小さめにするといった使い分けができます。
また、付箋を常に最前面へ表示する機能や、付箋同士・デスクトップ端へのスナップ、自動保存などにも対応しています。複数の付箋をきれいに並べて使いたい場合にも便利です。
Microsoft Storeから入手できる点も、フリーソフトを外部サイトから直接ダウンロードすることに抵抗がある人にはメリットでしょう。
とにかくシンプルなら「シンプル付箋」も候補
複雑な管理機能はいらず、「デスクトップに白いメモを置ければよい」という場合は、野田工房.NETが公開している「シンプル付箋」も候補です。公式サイトによるとWindows 11・10対応の無料デスクトップ付箋ソフトで、最新版Ver.1.0.2は2026年7月20日更新となっています。[参照] シンプル付箋公式サイト
文字色と背景色を変更できるため、背景を白、文字を黒という一般的なメモ帳のような表示にできます。フォントサイズについても8pt~20ptから選択でき、全付箋へ反映できます。
さらに複数付箋、自動保存・復元、最前面表示、Windows起動時の自動起動などに対応しています。「多機能すぎる付箋ソフトは必要ない」という場合には分かりやすい選択肢です。
3つの無料付箋ソフトを比較
求める条件を基準に整理すると、次のようになります。機能は今後のアップデートで変更される可能性があるため、導入時には各公式サイトの最新版情報も確認してください。
| ソフト | Windows 11 | 白系背景 | サイズ変更 | 文字サイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Simple Sticky Notes | 対応 | カスタマイズ可能 | 可能 | カスタマイズ性あり | 定番型で機能が豊富 |
| Duckling Memo 2 | Microsoft Storeで提供 | 配色編集可能 | 自由に変更可能 | 付箋ごとに設定可能 | 日本語・外観設定が豊富 |
| シンプル付箋 | 対応 | 背景色変更可能 | デスクトップ付箋として配置 | 8~20pt | 軽量・シンプル |
「白い正方形」「自由な大きさ」「文字サイズ変更」「自由配置」という条件を重視するなら、まずSimple Sticky NotesかDuckling Memo 2を試すのがおすすめです。特に文字サイズを付箋ごとに細かく変えたいならDuckling Memo 2が分かりやすい選択肢です。
「デスクトップに貼る」と「デスクトップ背景に固定」は違う
付箋ソフトを選ぶ際に知っておきたいのが、「デスクトップに付箋を置ける」という表現です。多くの付箋ソフトは、Windowsの壁紙そのものへ文字を描画するのではなく、枠の少ない小さなウィンドウをデスクトップ上へ配置する仕組みです。
そのため、他のアプリを最大化すると付箋が後ろへ隠れる場合があります。一方、「常に最前面」機能を使えば、ブラウザやExcelなどを使用中でも付箋を画面上に残せるソフトがあります。
「普段はデスクトップだけに表示したい」のか、「他のアプリを開いている最中も表示したい」のかによって、最前面表示の設定を使い分けると快適です。
白い正方形の付箋を作る場合の設定例
例えばDuckling Memo 2などを導入したら、背景色を白または白に近い色、文字色を黒に設定します。そのうえで付箋の四辺や角からサイズを調整し、縦と横がほぼ同じ長さになるようにすれば、シンプルな正方形の白い付箋として使えます。
文字サイズは12~16pt程度から試し、デスクトップから少し離れて見る用途ならさらに大きくします。重要なメモだけ文字を大きくできるソフトなら、例えば「15:00 会議」のような予定を目立たせることもできます。
位置は画面右上、左下など作業の邪魔にならない場所へドラッグして配置します。モニターを複数使用している場合は、どの画面に付箋を置くかも含めて実際に動作を確認するとよいでしょう。
フリーソフトは公式サイト・Microsoft Storeから入手する
無料付箋ソフトを探すと、検索結果にソフト紹介サイト、転載サイト、広告ページなどが多数表示されます。同じソフト名でも非公式なダウンロードボタンが表示される場合があるため注意が必要です。
Simple Sticky Notesなら公式のsimplestickynotes.com、Duckling Memo 2なら作者公式サイトから案内されているMicrosoft Store、シンプル付箋なら野田工房.NETの公式ページというように、開発元が案内している入手経路を優先してください。
特に「高速ダウンロード」「専用ダウンローダー」など、本来のソフトとは別のプログラムをインストールさせるサイトは避けます。フリーソフトだから危険というわけではありませんが、どこから入手したかは安全性を判断する重要なポイントです。
まとめ:白い正方形で文字サイズも変えたいならSimple Sticky NotesかDuckling Memo 2が有力
Windows 11でMicrosoft標準の付箋以外を探しており、「白色」「正方形に近い形」「サイズを自由に変更」「文字サイズも変更」「好きな場所へ配置」という条件なら、Simple Sticky NotesまたはDuckling Memo 2が有力な候補です。
特にSimple Sticky NotesはWindows 11に正式対応し、無料で、付箋の外観をカスタマイズできます。2026年2月にも更新されており、シンプルな付箋からチェックリストやリマインダーまで利用できます。
一方、文字サイズ・書体・行間・透過度などを付箋ごとに細かく変更したいならDuckling Memo 2が適しています。日本語で使え、Microsoft Storeから導入でき、付箋の大きさも自由に変更できます。
さらに機能を絞った軽量なものがよければ「シンプル付箋」も選択肢です。まずは見た目のシンプルさならSimple Sticky Notes、細かなカスタマイズならDuckling Memo 2、最低限の機能ならシンプル付箋という基準で選ぶと、自分に合ったWindows 11用付箋ソフトを見つけやすいでしょう。


コメント