Excel 2016は2026年の新しいパソコンでも使える?サポート終了後の再インストール・ライセンス認証・注意点を解説

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使い慣れたExcel 2016で簡単な表計算や数式しか利用しない場合、新しいパソコンへ買い替えた後もそのまま使いたいと考えることがあります。しかし、「機能が足りていること」「インストールできること」「ライセンス認証できること」「安全に使い続けられること」は、それぞれ別の問題です。

特にOffice 2016はすでにサポートが終了しているため、新しいWindowsパソコンで利用する場合は、ライセンスの種類やインストール媒体の有無だけでなく、セキュリティや互換性についても考える必要があります。ここではExcel 2016を新しいPCへ移す場合のポイントを整理します。

Excel 2016はサポートが終了している

Office 2016のMicrosoftによるサポートは2025年10月14日に終了しています。したがって、2026年時点ではExcel 2016もサポート終了後の製品として扱う必要があります。

ここで重要なのは、サポート終了が「その日からExcelを起動できなくなる」という意味ではないことです。すでにインストールされ正常に動作しているExcel 2016が、サポート終了日を境に自動的に使用不能になるという意味ではありません。

一方で、サポート終了後はセキュリティ更新や不具合修正などが提供されなくなるため、動作することと、今後も安全・確実に利用できることは分けて考える必要があります。

2026年製のパソコンだからExcel 2016が使えないわけではない

「2026年のパソコン」のようにPC本体の発売年だけで、Excel 2016が使えるかどうかが決まるわけではありません。実際に重要なのは、搭載されているWindowsのバージョン、Office 2016のインストーラー、ライセンス条件、他のOffice製品との競合などです。

例えばSUM関数で合計を求める、四則演算をする、簡単な表を作るといった基本機能については、Excel 2016でも十分な場合があります。しかし、必要な機能がExcel 2016に存在するからといって、最新環境でMicrosoftがその組み合わせをサポートしていることにはなりません。

新しいWindowsの仕様変更によって将来的に問題が発生しても、サポート終了製品では修正されない可能性があります。そのため、新しいPCを長期間使用するのであれば、現在サポートされているOffice・Microsoft 365への移行も検討対象になります。

プロダクトキーがあれば必ず新しいPCで使えるとは限らない

Excel 2016を新しいPCへ移行するときに特に注意したいのがライセンスです。プロダクトキーを持っていることだけでは、新しいパソコンへ自由に移せるとは限りません。購入したOffice 2016の種類や提供形態によって条件が異なるためです。

例えば、別売りのパッケージ製品として購入したOfficeと、購入したPCに最初から付属していたOfficeでは、ライセンス条件が同一とは限りません。PC付属版の場合、別のPCへの移行を前提としていないライセンスであることがあります。

また、プロダクトキーは単なる「Excelを使うための共通パスワード」ではありません。すでにMicrosoftアカウントとの関連付けが行われている製品などでは、再インストール時の手順も購入形態によって変わります。

最初にExcel 2016のライセンス形態を確認する

新しいPCを購入する前に、現在使っているExcel 2016がどのように入手されたものなのか確認しておくと判断しやすくなります。「古いPCを買ったときからOfficeが入っていた」「Office 2016を単体で購入した」「勤務先や学校から提供された」など、入手経路を整理します。

同時に、Officeのエディション、Microsoftアカウントへの登録状況、インストールに必要な情報なども確認しておきます。古いPCを処分してから調べようとすると、必要な情報を確認できなくなることがあります。

ライセンス条件が分からない場合は、自己判断で古いPCと新しいPCの両方にインストールするのではなく、購入時の契約条件やMicrosoftの案内を確認するのが確実です。

ライセンス認証と動作互換性は別問題

ライセンス認証に成功したからといって、現在のOSで完全な動作保証が得られるわけではありません。逆に、プログラムをインストールして起動できても、正しいライセンス認証ができていなければ適切に利用できません。

つまり、古いExcelを新しいPCへ移す場合には、「ライセンス上、新しいPCで利用できるか」「インストールできるか」「ライセンス認証できるか」「現在のOSで正常に動くか」を個別に確認する必要があります。

例えば、インストール直後には問題なく表計算できても、将来のWindows更新後に不具合が発生する可能性は残ります。Office 2016はサポート終了済みなので、その場合にOffice側の修正更新を期待できない点が大きな違いです。

「単純な数式しか使わない」場合でもサポート終了は無視できない

Excelを家計簿や個人的な計算表などに限定して使用する場合、Excel 2016の機能だけで困らないケースはあります。SUM、AVERAGE、IFなど以前から存在する基本的な関数を中心に利用しているのであれば、機能面だけを理由に最新版へ変更する必要性を感じにくいこともあるでしょう。

ただし、サポート終了の問題は使用する数式の複雑さとは関係ありません。Excelファイルをメールで受け取ったり、インターネットからダウンロードしたファイルを開いたりするPCでは、セキュリティ面も考慮する必要があります。

仕事で使用するPC、個人情報を扱うPC、インターネットへ常時接続するPCでは、特にサポートされているソフトウェアを選択する方が安全です。業務利用の場合は勤務先のセキュリティ規則も優先してください。

Excelファイル自体は新しいExcelでも利用できる

「Excel 2016に慣れているから古いExcelを使い続けなければならない」と考える必要はありません。一般的な.xlsx形式のブックは、後継バージョンのExcelでも利用できます。

基本的なセル入力やSUMなどの一般的な数式が中心なら、新しいExcelへ移行しても操作の基本概念は大きく変わりません。一方、マクロ、アドイン、外部データ接続などを使用しているファイルでは個別の互換性確認が必要です。

新しいPCへの買い替えを機会に、重要なExcelファイルをバックアップしたうえで、サポートされているExcelで正常に開けるか確認する方法も現実的です。

新しいPCへ移行する前のチェックリスト

Excel 2016を継続利用できるか判断するときは、PCの発売年だけではなく、次の項目を確認すると整理しやすくなります。

  • 現在使用しているOffice 2016の正確なエディション
  • Officeを単体購入したのか、PCに付属していたのか
  • 新しいPCへの移行がライセンス上認められているか
  • 再インストールに必要な情報を確保できているか
  • 新しいPCのWindows環境で利用可能か
  • サポート終了製品を使うセキュリティ上のリスクを許容できるか
  • 既存の.xlsxファイルやマクロなどが新しいExcelでも利用できるか

特に古いPCを初期化・売却・廃棄する予定なら、その前にライセンス情報と必要なExcelファイルのバックアップを確認しておくことが重要です。

まとめ|Excel 2016は「動けば使える」と「安心して使い続けられる」を分けて考える

2026年の新しいPCだからという理由だけでExcel 2016が必ず使用不能になるわけではありません。しかし、Office 2016は2025年10月14日にサポートが終了しており、最新環境で長期利用するソフトとしては注意が必要です。

また、手元にプロダクトキーがあるだけで新しいPCへ必ず移行できるわけではありません。ライセンス形態、再インストール方法、OSとの互換性などを確認する必要があります。特にPC購入時に付属していたOfficeは、別のPCへ移せるものと決めつけないことが大切です。

簡単な数式しか使わない場合でも、セキュリティ更新が提供されないというサポート終了後の問題は残ります。新しいPCを今後何年も利用する予定なら、Excel 2016を無理に再利用する方法だけでなく、サポート中のOfficeやMicrosoft 365へ移行する選択肢まで含めて判断するのが安全です。

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