戸建て住宅でオンラインゲームや在宅勤務を快適に行うためには、Wi-Fiよりも有線LAN接続の方が通信が安定しやすくなります。しかし、いざ2階の部屋へLANケーブルを通そうとすると、壁内配管に既に配線が入っていて通せない、どの業者へ相談すればよいかわからないという問題が起こることがあります。
この記事では、住宅内の通信配管に入っている線の種類、LAN配線を追加する方法、撤去や工事を依頼する適切な業者について詳しく解説します。
戸建て住宅の配管に入っている2本の線の正体とは
住宅の壁内配管には、インターネット用の光ファイバーだけではなく、電話線、テレビ配線、古いLANケーブルなど複数の配線が入っていることがあります。
特に築年数がある住宅では、インターネット回線が普及する前から電話用の配管が設置されているケースも多くあります。そのため、現在使っていない配線が残されたままになっていることも珍しくありません。
例えば、以前は固定電話用として使用していたモジュラーケーブルや、光回線工事時に使われた引き込み用の線が残っている可能性があります。見た目だけでは判断できないため、配線の種類を確認する必要があります。
配管内にLANケーブルが通らない主な原因
配管があるにもかかわらずLANケーブルが通らない場合、いくつかの原因が考えられます。
- 配管内に既存のケーブルが多く入っている
- 配管が途中で曲がっている
- 配管の直径が小さい
- 既存ケーブルが固定されて動かない
特に注意したいのは、配管内の既存配線を無理に引っ張らないことです。現在使用している光回線や電話設備の場合、引っ張ることで通信障害が発生する可能性があります。
例えば、1階にONUやWi-Fiルーターがあり、そこから2階へLANを伸ばしたい場合でも、既存の光ケーブルを利用して無理に引き直すことは避けた方が安全です。
2階のPCを有線接続する代表的な方法
2階のパソコンを安定した有線接続にする方法はいくつかあります。住宅の構造や予算によって最適な方法は変わります。
方法1:既存配管を利用してLANケーブルを通す
最も理想的なのは、壁内配管を利用してCat6やCat6AなどのLANケーブルを新しく通す方法です。
配管に十分な余裕がある場合は、既存の線をガイドとして利用して新しいLANケーブルを通せることがあります。ただし、既存配線の種類を確認してから作業する必要があります。
方法2:業者にLAN配線工事を依頼する
配管が使えない場合は、専門業者によるLAN配線工事が確実です。依頼先としては、LAN配線工事を扱う電気通信工事業者やネットワーク工事業者が適しています。
一般的な電気工事業者でも対応できる場合がありますが、住宅の電源工事を専門としている業者の場合、LAN配線や通信設備には対応していないことがあります。
依頼する際には、「2階のPC用に有線LANを引きたい」「1階のルーターから2階まで配線したい」「壁内配管を利用できるか確認したい」と具体的に伝えるとスムーズです。
方法3:別の通信方法を利用する
工事が難しい場合は、メッシュWi-Fiや高性能な無線LANルーターを利用する方法もあります。
ただし、オンラインゲームでは速度だけではなく、Ping値や通信の安定性が重要になります。特にFPSや対戦ゲームでは、有線LANの方が安定するケースが多いため、可能なら有線化がおすすめです。
配管内の不要な線は誰に撤去してもらえるのか
使っていない配線を撤去したい場合、その線が何の設備なのかによって依頼先が変わります。
例えば、過去の電話回線であれば通信会社や通信工事業者、LANケーブルであればLAN工事業者、テレビ配線であればアンテナや電気通信関連の業者が対応します。
ただし、撤去する前に本当に不要な線なのか確認することが重要です。現在使用中の設備を誤って抜いてしまうと、インターネットが利用できなくなる可能性があります。
2階へネット回線を出すことは可能なのか
現在1階にインターネット機器が設置されていても、2階へ有線LANを出すことは可能です。
一般的には、1階のルーターからLANケーブルを配管や壁内を通して2階へ引き込み、2階側にLANコンセントやLANケーブルの差込口を設置します。
新築住宅では各部屋にLAN配線を設置することもありますが、既存住宅でも後から追加工事することは可能です。壁の中を通せるかどうかは住宅構造によって変わります。
オンラインゲームなら通信環境の改善を優先する
オンライン対戦ゲームでは、単純な通信速度よりも、通信の安定性や遅延の少なさが重要です。
Wi-Fi環境では、電子レンジなどの電波干渉、壁や床による電波減衰、時間帯による混雑などで通信が不安定になる場合があります。
例えば、勝敗に影響するFPSや格闘ゲームでは、一瞬の通信遅延が大きな問題になることがあります。そのため、可能であればPCだけでも有線接続にするメリットは大きいです。
まとめ
戸建て住宅の配管内に入っている2本の線は、電話線や古い通信ケーブルなどである可能性があり、必ずしも不要な配線とは限りません。
2階のPCを有線LAN化したい場合は、まず配管の状態を確認し、難しい場合はLAN配線工事を扱う通信工事業者へ相談するのが確実です。
オンラインゲームでは安定した通信環境が重要なので、無理に自分で配線を変更せず、現在の設備を確認しながら安全に有線LAN環境を整えることがおすすめです。


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