Blenderでボーン(アーマチュア)を設定していると、編集モードではモデルに合っていたボーンが、オブジェクトモードやポーズモードへ切り替えた瞬間にずれてしまうことがあります。この現象は設定ミスやトランスフォームの不一致が原因で発生することが多く、正しい手順で調整することで解決できます。この記事では、ボーンの位置が変わる原因と、編集モードの状態を維持するための確認ポイントを解説します。
Blenderで編集モードからポーズモードにすると位置が変わる主な原因
編集モードで表示されるボーンの位置は、アーマチュアの基準となる「レストポーズ」の状態です。一方、ポーズモードではボーンの変形情報やオブジェクト側の設定が反映されるため、編集モードと見た目が変わる場合があります。
特に多い原因は、アーマチュアやメッシュオブジェクトの位置・回転・スケールが適用されていない状態でボーンを作成しているケースです。
例えば、モデルを作成後に大きさを変更したものの、オブジェクトモードで「適用」を行わずにリグ設定を始めると、アーマチュアとメッシュの基準がずれてポーズモードで位置が変化することがあります。
まず確認したいアーマチュアのトランスフォーム
ボーンがずれる場合は、最初にアーマチュアとメッシュのトランスフォームを確認します。
オブジェクトモードで対象のアーマチュアを選択し、「Nキー」で表示されるサイドバーから位置・回転・スケールを確認します。特にスケールが1以外になっている場合は注意が必要です。
必要であれば、オブジェクトモードで「Ctrl+A」から「回転とスケール」または「全トランスフォーム」を適用します。これにより、現在の見た目を基準値として扱えるようになります。
編集モードのボーン位置を維持するための基本手順
ボーンを設定するときは、以下のような順番で作業すると位置ずれを防ぎやすくなります。
まずメッシュモデルの形状を完成させ、オブジェクトモードで位置・回転・スケールを適用します。その後、アーマチュアを追加して編集モードでボーンをモデルに合わせます。
最後にアーマチュアとメッシュを関連付けます。一般的には、メッシュを選択した後にアーマチュアを選択し、「Ctrl+P」から「自動のウェイトで」を選択して親子関係を設定します。
ポーズモードでボーンが動く場合はレストポーズを確認する
編集モードの状態をそのままポーズモードで使いたい場合、アーマチュアが初期状態(レストポーズ)になっているか確認します。
ポーズモードでボーンを動かした状態を保存してしまうと、次回ポーズモードへ切り替えた際にその変形が反映されることがあります。
不要な変形が入っている場合は、ポーズモードで全ボーンを選択し、「Alt+G」で位置、「Alt+R」で回転、「Alt+S」でスケールをリセットすると初期状態に戻せます。
メッシュとアーマチュアの親子関係によるズレを確認する
ボーンの位置が変化する原因として、メッシュとアーマチュアの親子設定が正しくない場合もあります。
例えば、すでに移動や回転を行ったメッシュに対して後からアーマチュアを追加すると、親子関係を設定した際に変形の基準がずれることがあります。
この場合は、一度親子関係を解除し、トランスフォームを適用してから再度「自動のウェイト」などで設定し直すことで改善する場合があります。
まとめ|Blenderのボーンずれは適用と初期状態の確認が重要
Blenderで編集モードからポーズモードへ切り替えた際にボーンの位置が変わる場合、多くはオブジェクトのトランスフォーム未適用やポーズ情報の残りが原因です。
作業前にメッシュとアーマチュアの位置・回転・スケールを確認し、必要に応じて適用することで、編集モードで調整したボーン位置を正しく維持できます。
ボーン設定では、モデル作成、トランスフォーム適用、アーマチュア作成、ウェイト設定という基本手順を守ることが、位置ずれを防ぐ一番確実な方法です。


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