Blenderで作成した3Dモデルを3Dプリントしたり、素材量を計算したりする場合、モデルの体積を確認したいことがあります。Blenderには体積を表示できる機能が用意されており、追加機能の「3D Print Toolbox」を利用すると簡単に確認できます。この記事では、Blenderで体積を確認する方法や、3D Print Toolboxが見つからない場合の設定方法について解説します。
Blenderで3Dモデルの体積を確認する基本方法
Blender標準の機能では、初期状態で体積表示が有効になっていないため、まずは「3D Print Toolbox」というアドオンを有効化する必要があります。
3D Print Toolboxを使うと、選択したメッシュオブジェクトの体積、面積、厚み、穴の有無などを確認できます。3Dプリンター用のデータを作成するときにも便利な機能です。
例えば、フィギュアのモデルを作成した場合、3D Print Toolboxを使えば「このモデルが何cm³の大きさなのか」を確認でき、材料使用量の目安を計算できます。
3D Print Toolboxを有効にする手順
Blenderで3D Print Toolboxを利用するには、以下の手順でアドオンを有効化します。
まずBlender上部メニューから「編集」を開き、「プリファレンス」を選択します。その後、左側メニューの「アドオン」を開きます。
検索欄に「3D Print」と入力すると「Mesh: 3D Print Toolbox」が表示されます。チェックボックスをオンにすると機能が有効になります。
有効化後、3Dビュー画面右側のサイドバー(Nキーで表示)を開くと「3D-Print」という項目が追加され、体積確認などの機能を利用できます。
3D Print Toolboxで体積を見る方法
3D Print Toolboxを有効にしたら、まず体積を確認したいオブジェクトを選択します。
次に3Dビュー右側の「3D-Print」タブを開き、「Analyze」または解析項目内にある情報を確認します。モデルが閉じた形状(マニフォールド状態)であれば、体積の数値が表示されます。
例えば、立方体のサイズを1cm×1cm×1cmに設定した場合、正常なモデルであれば体積は約1cm³として表示されます。単位設定によって表示される数値は変わるため、単位系も合わせて確認しましょう。
3D Print Toolboxが見つからない場合の原因と対処法
Blenderのバージョンによっては、メニューの位置や名称が変更されている場合があります。そのため「3D-Print」という項目がすぐ見つからなくても故障ではありません。
まず確認したいのは、アドオンが有効になっているかどうかです。プリファレンスのアドオン検索で「3D Print Toolbox」と入力し、チェックが入っているか確認してください。
また、Blenderのバージョンによっては検索するときに「3D-Print」ではなく「3D Print Toolbox」と入力する必要があります。
体積が表示されない場合に確認するポイント
3D Print Toolboxを有効にしても体積が表示されない場合、モデルの形状に問題がある可能性があります。
体積を計算するには、モデルが完全に閉じた立体である必要があります。面に穴が開いていたり、面が重複していたりすると正確な体積を計算できません。
例えば、平面だけで作った板状のモデルや、隙間があるメッシュでは体積を持たないため、修正が必要です。「3D Print Toolbox」の「Check All」などの検査機能を利用すると、問題箇所を確認できます。
まとめ|Blenderの体積確認には3D Print Toolboxが便利
Blenderで3Dモデルの体積を確認する場合は、「Mesh: 3D Print Toolbox」アドオンを有効にすることで簡単に確認できます。
3D Print Toolboxが見つからない場合は、プリファレンスのアドオン検索で「3D Print Toolbox」と検索し、有効化されているか確認しましょう。
また、正しい体積を表示するにはモデルが閉じた立体になっていることが重要です。3Dプリント用データを作成する場合は、体積だけでなくメッシュの状態も合わせて確認するとトラブルを防げます。


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