論文を書く際に、学校指定の作文用紙や原稿用紙形式で提出しなければならない場合があります。しかし、Windows 11のWordでは設定場所が分かりにくく、原稿用紙が作れない、最後のページだけ参考文献用にしたいなど、初めて作成する人は戸惑いやすいポイントがあります。
この記事では、論文用の作文用紙を作る方法や、Wordで原稿用紙設定を利用する手順、本文と参考文献ページを分ける方法について分かりやすく解説します。
論文を書くための作文用紙はどのアプリで作ればいいのか
論文やレポート用の作文用紙を作成する場合、一般的にはMicrosoft Wordを利用する方法が最も簡単です。Wordには原稿用紙設定の機能があり、マス目付きの用紙を自動で作成できます。
ほかにもGoogleドキュメントやPagesなどの文章作成アプリがありますが、大学や学校で指定される形式に合わせる場合は、Wordが最も対応しやすいでしょう。
特に論文では、本文だけでなくタイトル、章番号、注釈、参考文献などの管理が必要になるため、文章作成機能が充実しているWordがおすすめです。
Windows 11のWordで原稿用紙設定を表示する方法
Windows 11のWordでは、通常の文章入力画面から原稿用紙設定を探す必要があります。
基本的な設定手順は以下の通りです。
- Wordを起動する
- 上部メニューの「レイアウト」を選択する
- 「原稿用紙設定」を探してクリックする
- 文字数や行数、罫線の種類を設定する
- 「OK」を押して原稿用紙を作成する
もし「原稿用紙設定」が表示されない場合は、Wordの種類や設定によって機能が無効になっている可能性があります。その場合は、アドインやOfficeの修復を確認すると改善することがあります。
Wordに原稿用紙設定がない場合の代替方法
Wordの環境によっては、原稿用紙設定が見つからない場合があります。その場合でも論文用の作文用紙を作成する方法はいくつかあります。
一番簡単な方法は、表(テーブル)を使ってマス目を作る方法です。
- Wordで新規文書を作成する
- 「挿入」から「表」を選択する
- 必要な行数と列数の表を作成する
- セルの大きさを調整して原稿用紙風にする
例えば、400字詰め原稿用紙なら20行×20列の表を作成すると近い形式になります。文字数を管理しやすいため、論文提出用の下書きにも利用できます。
本文の最後だけ参考文献ページを作る方法
論文では、本文と参考文献を別ページに分ける形式が一般的です。Wordではページ区切りを使うことで簡単に分けられます。
参考文献を始めたい場所で以下の操作を行います。
- 本文の最後にカーソルを置く
- 「挿入」タブを開く
- 「ページ区切り」を選択する
- 新しいページに参考文献を書く
この方法を使うと、本文が何ページになっても参考文献だけを最後のページに配置できます。
例えば、本文が15ページある論文でも、ページ区切りを入れた後の16ページ目を参考文献専用ページとして使用できます。
論文作成時にWordで設定しておくと便利な機能
論文を書く場合、原稿用紙の設定だけでなく、文章管理機能を活用すると作業が楽になります。
- 見出しスタイルで章や節を管理する
- ページ番号を自動挿入する
- 目次を自動作成する
- 参考文献一覧を別ページで管理する
長い論文では、文章量が増えるほど修正作業が大変になります。そのため、最初からWordの機能を使って整理しておくことが重要です。
原稿用紙形式と通常の論文形式の違い
注意したい点として、大学や研究機関へ提出する論文では、必ずしも原稿用紙形式が必要とは限りません。
多くの大学ではA4用紙に横書き、指定フォント、指定文字数、指定余白などの形式が決められている場合があります。
そのため、作成前には必ず提出要項を確認し、原稿用紙形式が必要なのか、通常のWord文書形式でよいのかを確認することが大切です。
まとめ
論文を書くための作文用紙を作成する場合、基本的にはWordを利用すると便利です。原稿用紙設定が使える場合は機能を利用し、表示されない場合は表を使った代替方法でも作成できます。
また、参考文献を最後のページだけに配置したい場合は、ページ区切りを利用することで簡単に本文と分けることができます。
焦らずに「原稿用紙の作成」「本文と参考文献の分離」「提出形式の確認」の順番で設定すると、論文作成をスムーズに進められます。


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