Windowsでゲームを起動しようとした際に「msvcp120.dllが見つかりません」と表示される場合、Microsoft Visual C++のランタイムファイルが不足していることが原因の可能性があります。特に古い同人ゲームやPCゲームでは、特定バージョンのVisual C++ランタイムを必要とするケースがあります。
この記事では、msvcp120.dllエラーが発生する理由や、Microsoft Visual C++のインストールが失敗するときの確認ポイント、正しい対処方法について詳しく解説します。
msvcp120.dllが見つからない原因とは
msvcp120.dllは、Microsoft Visual C++ 2013で使用されるランタイムファイルの一つです。このファイルはゲームやアプリケーションが動作するために必要な部品で、Windows標準では必ず入っているものではありません。
そのため、Visual C++ 2013を利用して作成されたゲームを初めて起動する場合、必要なランタイムがパソコンに存在しないと「msvcp120.dllが見つかりません」というエラーが表示されます。
例えば、購入したゲームのインストール後に起動しようとしてエラーが出る場合は、ゲーム本体ではなく、動作に必要なMicrosoft製の追加プログラムが不足している可能性があります。
必要なのはMicrosoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージ
msvcp120.dllを解決するには、Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable(Visual C++ 2013再頒布可能パッケージ)をインストールします。
注意点として、Visual Studio本体や最新バージョンだけを入れても解決しない場合があります。msvcp120.dllはVisual C++ 2013に含まれるファイルのため、対応するバージョンを導入する必要があります。
また、Windowsが64bitの場合でも、古いゲームは32bit版ランタイムを必要とすることがあります。そのため、x86版とx64版の両方をインストールすると解決するケースがあります。
Microsoft Visual C++のセットアップが失敗する場合の確認ポイント
Visual C++のインストール時に「セットアップ失敗」と表示される場合、すでに同じランタイムがインストールされている可能性があります。
まずWindowsの設定画面から「アプリ」または「プログラムと機能」を開き、「Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable」が存在するか確認してください。
すでにインストールされている場合は、一度修復またはアンインストールしてから再インストールすることで改善することがあります。
Visual C++ 2013を修復または再インストールする方法
既にVisual C++ 2013が入っている場合は、削除する前に修復機能を試すことができます。
手順は以下の通りです。
- Windowsの「設定」を開く
- 「アプリ」からインストール済みアプリ一覧を表示する
- Microsoft Visual C++ 2013 Redistributableを探す
- 変更または修復を選択する
- 修復完了後にゲームを再起動する
修復しても改善しない場合は、一度アンインストールしてからMicrosoft公式のVisual C++ 2013再頒布可能パッケージを再度インストールしてください。
32bit版ゲームではx86版ランタイムが重要
PCゲームの場合、ゲーム本体が32bitアプリケーションで作られていることがあります。その場合、64bit版Windowsを使用していてもx86版のVisual C++ランタイムが必要になります。
例えば最新のWindows 11を使用していても、古い同人ゲームでは32bit向けに作られていることが多く、x64版だけを入れてもmsvcp120.dllエラーが解消されない場合があります。
ゲーム用途では、x86版とx64版の両方を入れておくことで互換性の問題を避けやすくなります。
やってはいけないmsvcp120.dll対策
インターネット上にはmsvcp120.dll単体を配布しているサイトがありますが、DLLファイルだけをダウンロードしてWindowsフォルダへコピーする方法はおすすめできません。
非公式サイトから取得したDLLには、不正なファイルや改変されたファイルが含まれている危険があります。また、別の依存ファイル不足によって再びエラーが発生する可能性もあります。
基本的にはMicrosoft公式のVisual C++再頒布可能パッケージを利用することが、安全で確実な方法です。
まとめ
msvcp120.dllが見つからないエラーは、ゲーム本体の問題ではなくMicrosoft Visual C++ 2013ランタイムが不足していることが主な原因です。
解決するには、Visual C++ 2013再頒布可能パッケージを導入し、必要に応じてx86版とx64版の両方をインストールします。
また、セットアップ失敗が表示される場合は、既存のVisual C++が入っていないか確認し、修復や再インストールを行うことで改善できる可能性があります。公式のランタイムを正しく導入することで、購入したゲームを安全に起動できるようになります。


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