イラスト制作のメイキング動画やVlogでは、ナレーションを入れることで作品の魅力や制作過程を伝えやすくなります。その際に無料で利用できる音声合成ソフトのVOICEVOX(ボイスボックス)を使いたいと考える方も増えています。
しかし、イラスト販売の宣伝を含む動画や商品リンクを掲載した動画でVOICEVOXを利用する場合、商用利用にあたるのか、概要欄のリンクを削除する必要があるのかなど、利用条件が気になるところです。この記事では、VOICEVOXを作品紹介や販売活動に利用するときの考え方や注意点について解説します。
VOICEVOXは商用利用できる音声合成ソフトなのか
VOICEVOX自体は、利用規約の範囲内で商用利用が可能な音声合成ソフトです。そのため、広告収益がある動画、商品紹介動画、イラスト販売につながるコンテンツなどでも利用されるケースがあります。
例えば、イラスト制作のタイムラプス動画にVOICEVOXでナレーションを付けたり、制作工程を紹介するVlogで使用したりすることは、一般的に認められている利用方法の一つです。
ただし、注意したいのは「VOICEVOXを使うこと」と「VOICEVOXのキャラクターを利用すること」は別に考える必要がある点です。
VOICEVOXのキャラクターごとに利用条件が異なる
VOICEVOXには複数のキャラクターが存在しますが、音声ライブラリのキャラクターごとに利用規約やクレジット表記の条件が設定されています。
例えば、動画内で特定のキャラクター音声を使用する場合、そのキャラクターの利用規約に従って、名前の表示やクレジット表記が必要になる場合があります。
そのため、動画を公開する前には、使用するキャラクターの公式ガイドラインを確認することが重要です。
イラスト販売や商品リンク付き動画でも使用できるのか
自分のイラスト作品を販売している場合でも、制作過程を紹介する動画のナレーションとしてVOICEVOXを利用することは可能なケースが多いです。
例えば、以下のような動画はVOICEVOX利用の目的として一般的な範囲に含まれます。
- イラストの制作メイキング動画
- 描き方や制作環境を紹介するVlog
- 販売している作品の制作裏話動画
- ショップへのリンクを掲載した作品紹介動画
動画概要欄に自分の商品ページへのリンクを掲載しているからといって、必ずVOICEVOXの利用をやめたりリンクを削除したりする必要があるわけではありません。
収益化や宣伝目的の場合に確認したいポイント
VOICEVOXを利用した動画で広告収益を得たり、商品販売につなげたりする場合は、以下の点を確認しておくと安心です。
- 使用する音声キャラクターの利用規約を確認する
- 必要なクレジット表記を行う
- キャラクターや音声を公式作品と誤認される使い方をしない
- VOICEVOXの規約変更を定期的に確認する
例えば、VOICEVOXキャラクターが自分の商品を公式に宣伝しているように見える表現や、キャラクターそのものを商品化するような利用では、通常のナレーション利用とは異なる確認が必要になります。
動画概要欄のクレジット表記について
VOICEVOXを利用した動画では、使用した音声やキャラクターによってクレジット表記が求められる場合があります。
クレジット表記は商品リンクとは別のものです。そのため、利用条件を満たすために必要な表記を行ったうえで、通常通り自分の作品販売ページやSNSへのリンクを掲載することができます。
概要欄の例としては、以下のように利用情報を記載します。
「VOICEVOX:〇〇を使用しています」など、指定された形式で表記することで、利用条件を守りながら動画を公開できます。
VOICEVOXを安心して作品活動に活用するためのポイント
音声合成ソフトは、作品制作の負担を減らしながら視聴者に情報を届けられる便利なツールです。イラスト制作者の場合、制作へのこだわりや作品の魅力を伝える手段として活用できます。
ただし、無料で使えるからといってすべて自由に利用できるわけではありません。使用するキャラクター、動画内容、販売方法によって確認すべき条件が変わります。
特に販売活動と組み合わせる場合は、VOICEVOX本体の規約だけでなく、利用するキャラクターごとのガイドラインも確認しておくことが大切です。
まとめ|VOICEVOXはイラスト販売関連の動画ナレーションにも活用できる
VOICEVOXは、利用条件を守ればイラスト制作のメイキング動画やVlogのナレーションとして活用できます。
商品リンクを掲載した動画でも、ただちに問題になるわけではありません。ただし、使用するキャラクターによってクレジット表記や利用条件が異なるため、公開前に確認することが重要です。
正しい利用方法を理解しておけば、VOICEVOXは作品の魅力を伝えるための便利なツールとして活用できます。


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