Excelで実施日や作業日などの日付データを管理している場合、「月曜日は何件あったか」「曜日ごとの件数を一覧で確認したい」といった集計を行いたくなることがあります。
日付から曜日を自動的に判定して集計する方法はいくつかあり、関数を使う方法やピボットテーブルを利用する方法があります。この記事では、Excel初心者でも扱いやすい曜日別集計の方法を詳しく解説します。
Excelで曜日別件数を集計する基本的な考え方
Excelの日付データは、見た目は「2026年7月14日」のような日付ですが、内部ではシリアル値という数値として管理されています。
そのため、日付から曜日を取得するにはTEXT関数やWEEKDAY関数を利用します。曜日という新しい分類項目を作ることで、曜日ごとの件数集計が可能になります。
例えば、A列に実施日が入力されている場合、隣のB列に曜日を表示する列を作成すると、その後の集計が簡単になります。
TEXT関数で日付から曜日を表示する方法
最も簡単な方法はTEXT関数を使って日付を曜日表示に変換する方法です。
例えば、A2セルに実施日が入力されている場合、B2セルへ以下の数式を入力します。
=TEXT(A2,”aaa”)
この数式を入力すると、「月」「火」「水」のように曜日が表示されます。
さらに「月曜日」のように表示したい場合は、以下のようにします。
=TEXT(A2,”aaaa”)
曜日列を作成しておけば、COUNTIF関数で簡単に件数を数えることができます。
COUNTIF関数で曜日ごとの件数を集計する方法
曜日が表示された列を作成したら、COUNTIF関数を使って曜日別の件数を集計できます。
例えば、B列に曜日が入力されていて、「月曜日」の件数を調べたい場合は次の式を使用します。
=COUNTIF(B:B,”月曜日”)
同じように「火曜日」「水曜日」などの条件を変更すれば、曜日ごとの件数一覧を作成できます。
例として、以下のような集計表を作成できます。
| 曜日 | 件数 |
|---|---|
| 月曜日 | =COUNTIF(B:B,”月曜日”) |
| 火曜日 | =COUNTIF(B:B,”火曜日”) |
| 水曜日 | =COUNTIF(B:B,”水曜日”) |
この方法なら実施日が追加されても、範囲を調整するだけで最新の件数を確認できます。
ピボットテーブルを使って曜日別集計する方法
大量の実施日データを扱う場合は、ピボットテーブルを利用するとより効率的です。
まず、日付データを含む表全体を選択し、「挿入」タブから「ピボットテーブル」を作成します。
ただし、日付をそのままピボットテーブルへ入れると日付単位で集計されるため、事前に曜日列を追加しておくと便利です。
曜日列を「行」に配置し、実施日などの項目を「値」に配置すると、曜日別の件数が自動的に表示されます。
例えば、毎日の作業件数や問い合わせ件数などを曜日別に比較したい場合、ピボットテーブルなら数クリックで集計できます。
WEEKDAY関数を使って曜日番号で管理する方法
曜日を文字ではなく数値として管理したい場合は、WEEKDAY関数が便利です。
例えば、以下の数式を入力すると曜日番号を取得できます。
=WEEKDAY(A2,2)
「2」を指定すると、月曜日を1、火曜日を2、日曜日を7として表示できます。
曜日番号で管理すると、並び順が安定するため、グラフ作成や複雑な分析を行う場合にも向いています。
曜日別集計でよくある注意点
曜日別集計が正しくできない場合、日付がExcelの日付データとして認識されていない可能性があります。
例えば、見た目が「2026/07/14」でも文字列として入力されている場合、TEXT関数やWEEKDAY関数が正常に動作しません。
その場合は、セルの表示形式を確認したり、「データ」タブの「区切り位置」機能などを使って日付形式へ変換する必要があります。
また、曜日名に余計なスペースが入っている場合もCOUNTIF関数で一致しなくなるため注意が必要です。
まとめ
Excelで実施日を曜日別に集計する場合は、まず日付から曜日を取得する列を作成することがポイントです。
簡単な集計ならTEXT関数で曜日を表示し、COUNTIF関数で件数を数える方法がおすすめです。
データ量が多い場合や定期的に分析する場合は、ピボットテーブルを利用すると効率的に曜日別の件数を確認できます。用途に合わせた方法を選ぶことで、実施日の集計作業を大幅に簡略化できます。


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