ネットワークの基礎を学んでいると、「このネットワークには最大何台のホストが接続できるか」という問題によく出会います。IPアドレスとサブネットマスクの関係を理解すると、接続可能なホスト数を簡単に求められるようになります。この記事では、IPアドレス「192.168.160.13」、サブネットマスク「255.255.255.0」を例に、ホスト数の計算方法を初心者向けに解説します。
まずはサブネットマスク255.255.255.0を理解する
サブネットマスク255.255.255.0はCIDR表記では「/24」と表現されます。
IPv4アドレスは32ビットで構成されており、そのうち24ビットがネットワーク部、残り8ビットがホスト部となります。
| 項目 | ビット数 |
|---|---|
| ネットワーク部 | 24ビット |
| ホスト部 | 8ビット |
つまり、このネットワークでは最後の8ビットを使ってホストを識別します。
ホスト数の計算方法
ホスト部が8ビットの場合、使用できるアドレスの総数は次の式で求められます。
2の8乗 = 256
ただし、この256個すべてを端末に割り当てられるわけではありません。
ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2つを予約する必要があるためです。
そのため実際の最大ホスト数は次のようになります。
256 – 2 = 254台
ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスとは
ホスト数の計算で必ず引かれる2つのアドレスについても理解しておきましょう。
| 種類 | アドレス | 用途 |
|---|---|---|
| ネットワークアドレス | 192.168.160.0 | ネットワークそのものを表す |
| ブロードキャストアドレス | 192.168.160.255 | ネットワーク内全端末への送信 |
これらは端末に割り当てることができないため、利用可能なホスト数から除外されます。
実際に利用できるIPアドレスの範囲
今回のネットワークでは、利用可能なホストアドレスは以下の範囲です。
- 192.168.160.1
- 192.168.160.2
- 192.168.160.3
- ・・・
- 192.168.160.254
質問にあるIPアドレス「192.168.160.13」も、この範囲内に含まれる有効なホストアドレスです。
つまり、192.168.160.13が属するネットワークは「192.168.160.0/24」となります。
試験でよく出る計算パターン
ネットワーク関連の試験では、サブネットマスクからホスト数を求める問題が頻繁に出題されます。
| CIDR | ホスト部 | 最大ホスト数 |
|---|---|---|
| /24 | 8ビット | 254台 |
| /25 | 7ビット | 126台 |
| /26 | 6ビット | 62台 |
| /27 | 5ビット | 30台 |
計算式は常に「2のホスト部ビット数 – 2」です。
このルールを覚えておくと、多くの問題に対応できます。
まとめ
IPアドレス192.168.160.13、サブネットマスク255.255.255.0(/24)のネットワークでは、ホスト部は8ビットです。
そのため総アドレス数は256個ですが、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除く必要があります。
したがって、このネットワークに接続できるホストの最大台数は254台となります。
ネットワークの規模を求める問題では、「2のホスト部ビット数 – 2」という計算方法を覚えておくと効率よく解答できます。

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