Illustratorで数字をトレースして色を塗るとき、8や9のように真ん中に穴がある数字は、塗りつぶすと穴が埋まってしまうことがあります。これはオブジェクトのパスの構造を理解していないと起こりやすい問題です。この記事では、穴を維持して正しく塗りつぶす方法を解説します。
パスの中抜きの仕組みを理解する
Illustratorでは、オブジェクトのパスが閉じている場合、その中を塗りつぶすことができます。しかし数字の中に穴がある場合、内側のパスも閉じていれば自動的に中抜きとして認識されます。
もし穴が埋まってしまう場合は、パスが複雑すぎるか、複合パスになっていない可能性があります。
複合パスを作成する方法
数字の外側と内側のパスを両方選択した状態で、「オブジェクト」→「複合パス」→「作成」を選択します。
これにより、内側のパスが穴として認識され、塗りつぶしても中が空いたままになります。8や9など複数の穴がある場合も同様に複合パスを作成することで解決できます。
ライブペイントを使う方法
複雑な数字や細かいパスが多い場合は、ライブペイント機能を使うと簡単です。数字全体を選択して「オブジェクト」→「ライブペイント」→「作成」を選択します。
ライブペイントで選択した部分だけ塗りつぶせるため、穴の部分は空いたまま色を塗ることが可能です。
塗りと線の調整
複合パスやライブペイントを使った後は、塗りと線の色を確認しましょう。穴が空いていることを視覚的に確認できるように、線の色や幅を調整すると分かりやすくなります。
また、必要に応じてパスファインダーで微調整しておくと、印刷やデジタル出力時も正確に表示されます。
まとめ
Illustratorで数字の穴を維持して塗りつぶすには、外側と内側のパスを複合パスにするか、ライブペイントを活用するのが効果的です。
これにより、8や9などの数字でも正しく穴を残したまま色を塗ることができ、トレース課題やイラスト制作に活用できます。


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