Illustratorで複数のテキストボックスを結合した際に、文字が重複して表示される問題は、ドキュメントのリンク情報や結合方法の仕様が原因で発生することがあります。この記事では、発生する理由と回避・修正の方法を解説します。
テキスト結合の仕組み
Illustratorのテキスト結合では、1つのオーバーフローしたテキストボックスから別のボックスに文字を流し込む仕組みです。
このとき、元のテキストボックスと新しいテキストボックス間でリンクが保持されるため、ドキュメントを閉じて再度開くとリンク情報が復元され、文字が重複することがあります。
オーバーフローと赤いプラスマークの関係
テキストボックス右下の赤い➕は、文字が入り切らずオーバーフローしていることを示しています。
テキストを別のボックスに流し込んでも、リンクが解除されていない場合、閉じた後に再度表示すると元のボックスに➕が復活し、内容が重複することがあります。
重複を防ぐ具体的な方法
結合後は、元のテキストボックス内の余分な文字を削除するか、リンク解除を行うことで重複を防げます。
リンク解除は、テキストボックスを選択した状態で、右下の➕をクリックして新規フレームに流し込み後、元のボックスを空にする方法が有効です。
実例:複数ボックスのテキスト結合
3箇所に分かれたテキストを結合した場合、元のボックスを空にしておかないと、ドキュメントを閉じたときに重複文字が発生します。
このケースでは、流し込んだ後に元のテキストを削除し、リンクが残っていない状態で保存することがポイントです。
その他の確認ポイント
複雑なテキストフローやグループ化されたオブジェクトに結合する場合、レイヤー構造やグループの状態によっても文字が重複することがあります。
必要に応じて、結合前にテキストボックスをグループから解除し、単独で配置することも有効です。
まとめ
Illustratorのテキスト結合で文字が重複する問題は、主にリンク情報の復元とオーバーフロー状態が原因です。結合後に元のテキストボックスを空にする、リンク解除を行うなどの方法で回避できます。
複数箇所へのテキスト結合を行う場合は、流し込んだ後の管理を丁寧に行うことで、重複文字の問題を防ぎ、安定したテキストフローを実現できます。


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