CATIA V5で3Dモデルから2D図面を作成する際、部品の内部にある穴や貫通形状を破線で表示したいことがあります。本記事では、穴や内部構造を正確に破線で描画する手順をわかりやすく解説します。
2D図面作成の基本
CATIA V5では、Part DesignやAssembly Designで作成した3DモデルからDrawingモジュールを使って2D図面を生成します。図面ビューを作成すると、モデルの正面、上面、側面などから投影された形状が表示されます。
このとき、内部構造の表示方法や線の種類はビューの設定で制御できます。
内部穴を破線で表示する手順
1) Drawingモジュールで新規図面を作成
2) [Front View]など必要なビューを配置
3) ビューのプロパティを開き、Display StyleまたはHidden Linesオプションを選択
CATIA V5では、貫通穴や内部輪郭を「Hidden Lines(隠線)」として自動で破線表示できます。必要に応じて、ビューのプロパティで破線の線種や線幅を調整することも可能です。
穴以外の内部形状も表示
穴だけでなく、ボスやポケットなどの内部形状も破線で表示したい場合は、同様にHidden Linesを有効にします。さらに、ビューの向きを変えることで、見やすい断面図や投影図を作成できます。
断面図を作成する場合は、[Section View]機能を使用してモデルを切断し、断面内の輪郭を破線で表示できます。
実例:ボルト穴の破線表示
例えばフランジ部品に貫通ボルト穴がある場合、フロントビューで表示すると外形は実線、穴の内部輪郭は破線で表示されます。必要に応じて線種や色を変更し、図面規格に合わせた表示が可能です。
この方法を応用すれば、複雑な内部構造も正確に2D図面に反映できます。
まとめ
CATIA V5で3Dモデルから2D図面を作成する際、内部穴や形状を破線で表示するには、DrawingモジュールでビューのプロパティからHidden Linesを有効にします。断面図を活用すると、さらに複雑な内部構造もわかりやすく表現可能です。


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