Illustratorに配置したグレースケールのPSD画像に色を付けたい場合、透明部分を保持しつつ操作するにはいくつかのポイントがあります。この記事では、統合せずに透明部分を維持しながら色を付ける手順を解説します。
PSDのカラーモードとレイヤー形式を確認
まず、Photoshopで作成したPSDがグレースケールモードである場合、Illustratorではスウォッチで直接色を付けてもグレーのまま表示されます。印刷用データとして扱う場合は、PSDをCMYKまたはRGBカラーモードに変換することをおすすめします。
レイヤーは透明部分を保持したまま別々に配置されていることが前提です。統合してしまうと透明部分が白に変わるため、レイヤーを保持してください。
Illustratorでの配置時のポイント
IllustratorにPSDを配置する際、「レイヤーを保持」オプションを選択します。これにより、各レイヤーが個別オブジェクトとして扱われ、透明部分が維持されます。
配置後、透明部分の上に新規オブジェクトやシェイプを作成して色を付けることが可能です。クリッピングマスクを使用すると、グレースケール部分の形状に沿った色付けができます。
色付けの具体的手順
1. PSDをIllustratorに配置(レイヤーを保持)
2. 対象レイヤーの上に新規レイヤーを作成
3. 新規レイヤーにスウォッチやカラーパネルで色を適用
4. 必要に応じてクリッピングマスクでグレー部分の形状に合わせる
この方法により、透明部分を白ベタにせず、イラストの形状に沿った色付けが可能です。
レイヤー効果や不透明度の活用
透明部分を生かすために、不透明度や乗算、オーバーレイなどのレイヤー効果を活用することも有効です。特にグレースケールの陰影を活かしつつ色を付ける場合、乗算モードを使うと自然な仕上がりになります。
色調補正や透明度の調整を行いながら、印刷で希望通りの色味になるよう確認してください。
まとめ:透明部分を保持した色付けのポイント
IllustratorでPSDの透明部分を保持したまま色を付けるには、レイヤーを保持して配置し、新規レイヤーに色を適用、必要に応じてクリッピングマスクやレイヤー効果を活用するのが基本です。
この手順を踏むことで、統合せずに透明部分を生かしつつ、印刷用データとして適切な色付けが可能になります。


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