BlenderでShift+Dを使ってオブジェクトを複製した後、+Xで移動させようとすると拡大縮小のように見える現象は、ビューの投影やトランスフォームの設定に起因している場合があります。この記事では、原因と解決方法を解説します。
1. 現象の確認
複製後、X軸で移動しようとするとオブジェクトが手前に行くと拡大、奥に行くと縮小される。また、トランスフォームパネルでXキーを押すと、他の軸の値が動く現象が発生。
2. 原因の可能性
この現象は主に以下の原因で発生します:
・ビューが透視投影になっている
・Transform Orientationがローカルやビューに設定されている
・3Dカーソルやオブジェクトの原点が意図しない位置にある
3. 解決方法
- トップビューやフロントビューに切り替えて、正しい平行投影で確認する(Numpad 1/3/7 + Numpad 5で透視⇔平行切替)
- Transform Orientationを「Global」に設定する(右上のメニューやショートカットAlt+Spaceで確認)
- オブジェクトの原点を中心に設定する:オブジェクトを選択 → Object → Set Origin → Origin to Geometry
- Shift+Dで複製後、Gキー + 軸指定(X/Y/Z)で移動する際にCtrlやShiftが押されていないか確認する
4. 注意点
古いWacomドライバが干渉する可能性は低いですが、念のため不要なドライバは無効化して確認すると良いでしょう。Blender 4.5.3では、この設定変更でほとんどの軸移動問題は解消されます。
まとめ
Shift+Dでの複製後に軸移動が拡大縮小のようになる場合は、透視投影やTransform Orientation、原点の位置が原因です。平行投影に切り替え、Transform OrientationをGlobalにし、オブジェクト原点を適切に設定することで正常にX/Y/Z軸で移動できるようになります。


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