Webサイトのimgフォルダ整理術|画像フォルダ構成・命名規則・分類設計の実務ベストプラクティス

HTML、CSS

Webサイトを自作していると、imgフォルダ内に写真・バナー・ロゴ・ボタンなどが増え続け、気づけばファイルだらけになって管理不能になるケースは非常に多くあります。無理にファイル名で整理しようとすると長くなり、逆に可読性や管理性が下がることも少なくありません。本記事では、実務で使われている画像フォルダ構成の考え方と、分類に迷わないための設計ルールを体系的に解説します。

imgフォルダがカオス化する根本原因

画像フォルダが整理できなくなる最大の原因は、分類軸が曖昧なまま運用が始まることにあります。写真・バナー・ロゴ・ボタンなどの「種類別」で分けるか、「用途別(仕事・サービス別)」で分けるかが最初に決まっていないと、途中から分類不能になります。

また、「写真入りバナー」「ロゴ入りボタン」など、複合属性の画像が増えることで、どこに入れるべきか分からなくなり、最終的にimg直下に溜まっていく構造が生まれます。

基本となるフォルダ構成モデル

実務で最も管理しやすい構成は「役割ベース分類+用途サブ分類」のハイブリッド構造です。

構成例。

img/├ photos/├ banners/├ logos/├ buttons/├ icons/

これが第一階層(役割別分類)になります。次にサブフォルダで用途別に分けます。

img/photos/cleaning/img/photos/construction/img/banners/campaign/img/logos/brand

この構造により、「写真」「バナー」「ロゴ」という役割と、「掃除」「建築」などの用途を両立できます。

分類に迷わない設計ルール

分類に迷ったときの基本ルールは、「表示上の主目的」で決めることです。

  • 写真入りバナー → banners
  • ロゴ入りボタン → buttons
  • 背景画像 → backgrounds

つまり、「素材構成」ではなくUI上での役割を基準に分類します。

例。

  • 掃除の写真 → photos/cleaning
  • 掃除サービスのバナー → banners/cleaning
  • 建築サービスのボタン → buttons/construction

これにより、分類ルールが一貫し、迷いが発生しにくくなります。

ファイル名ルールの最適化

フォルダで分類する場合、ファイル名は短く・意味が分かる形にするのが理想です。

推奨形式。

cleaning01.jpgbanner_top.jpglogo_main.svgbtn_contact.png

無理に枕詞を長くせず、「用途+連番」や「役割+機能」で十分管理可能です。整理はファイル名ではなく構造で行うのが原則です。

将来拡張を前提にした設計

画像管理は「今の量」ではなく「増えた後」を基準に設計することが重要です。最初から階層構造を作っておくことで、将来的に画像が増えても破綻しません。

また、CMS化やWordPress移行時にも、この構造はそのまま活用できます。フォルダ構成はそのままサイト設計思想になるため、保守性と拡張性に直結します。

まとめ

imgフォルダ整理の本質は、「分類軸の設計」にあります。種類別・用途別のどちらか一方に寄せるのではなく、役割×用途の二軸構造にすることで、整理不能問題はほぼ解消されます。

ファイル名で無理に整理するのではなく、フォルダ構造で整理する設計に切り替えることで、管理性・保守性・可読性が大幅に向上します。画像が増え続けるWebサイト運営において、構造設計は最も重要な基盤であり、後から修正するほどコストが高くなる領域です。早い段階で整理ルールを決めておくことが、長期的に最も効率的な運用につながります。

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