スシロー広告の日付に使われている書体は何か?数字フォントの特徴から読み解く

画像処理、制作

広告デザインを見ていて「この数字の書体が気になる」と感じた経験は多くの方にあると思います。特に大手企業の広告では、既存フォントそのままではなく、工夫された書体が使われることも少なくありません。本記事では、スシローの広告に使われている日付部分の数字書体について、形状の特徴から考察します。

注目されているスシロー広告の日付書体とは

話題となっているのは、「2026.1.9〜1.25」と表記された日付部分の数字です。一見すると明朝体のような雰囲気があり、太さもあるため和文フォントを想起させますが、よく観察すると一般的な日本語明朝体とは異なる点がいくつか見えてきます。

特に指摘されやすいのが「2」の形状で、跳ねやカーブの処理が日本語フォント特有のものとは異なり、欧文寄りの設計に見える点です。

TBデジタルTV明朝と比較した場合の違い

TBデジタルTV明朝 Std Heavyは、確かに全体の重心や太さ、エッジの印象が近く、第一候補として挙げられやすい書体です。しかし、数字を細かく比較すると、特に「2」「6」「9」の終端処理や曲線の抑揚に違いが見られます。

TBデジタルTV明朝の数字は和文設計を前提としており、縦組みや本文利用も想定した形ですが、広告の日付数字はよりロゴ的・装飾的なバランスになっています。

欧文書体、もしくはカスタム数字の可能性

企業広告でよく使われる手法として、「欧文フォントの数字だけを使用する」「既存フォントをベースに数字のみ調整する」というケースがあります。今回の数字も、本文とは独立した“見せるための数字”として設計されている可能性があります。

具体的には、Didot系やBodoni系などのモダン・セリフ欧文書体をベースに、太さや字間を広告用に調整したカスタム数字である可能性が考えられます。

なぜ完全一致する市販フォントが見つかりにくいのか

大手チェーンの全国広告では、ブランド統一のために独自フォントや社内専用書体が使われることが珍しくありません。既存フォントをそのまま使うより、数字や記号だけを微調整することで、他社との差別化を図る目的もあります。

そのため、一般販売されているフォントを探しても「近いけれど一致しない」という状態になりやすいのです。

近い雰囲気を再現したい場合の代替案

完全一致が難しい場合でも、制作目的によっては「雰囲気が近い」書体を選ぶのが現実的です。TBデジタルTV明朝のほか、太めの明朝系欧文フォントや、コントラストが強めのセリフ体を試すことで、視覚的な近似は可能です。

また、数字だけ別フォントに差し替える、アウトライン化して微調整するといった方法も、実務ではよく使われています。

まとめ

スシロー広告の日付部分の数字書体は、一般的な和文明朝フォントそのままではなく、欧文数字をベースにした、もしくはカスタム調整された書体である可能性が高いと考えられます。

そのため、市販フォントで完全一致を探すのは難しく、「近い書体を選んで調整する」というアプローチが現実的です。広告デザインでは珍しくない手法であることを理解すると、フォント探しの視点も少し変わってくるでしょう。

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