e_spiライブラリでフォントファイル作成時のサイズ削減方法とCJK文字の抽出

プログラミング

e_spiライブラリを使ってLCDに日本語を表示する際に、フォントファイルが大きすぎてタイムラグが発生してしまうことがあります。特に、CJK(中国語、日本語、韓国語)文字の第1水準、第2水準のみを抽出して、フォントファイルのサイズを削減したいという要望にお応えするため、この記事ではその方法を解説します。

1. e_spiライブラリでのフォントファイル作成

e_spiライブラリを使った日本語表示には、事前に「create_font.pde」を使ってフォントファイルを作成する必要があります。通常、全てのCJK文字を含むフォントファイルを作成するとサイズが非常に大きくなり、SDカードからの読み込みが遅くなってしまうことがあります。

2. CJK文字の範囲指定とサイズ削減

フォントファイルを作成する際、全てのCJK文字を対象にするのではなく、第1水準・第2水準の文字に絞ることで、ファイルサイズを削減できます。しかし、完璧に範囲を絞り込むのは難しく、抽出コードを工夫して不要な文字を削減することが必要です。

3. create_font.pdeの編集方法

create_font.pdeの編集で、必要なCJK範囲を指定する方法があります。具体的には、範囲指定の部分を変更して、第1水準と第2水準の範囲に収まる文字のみを抽出するように設定します。これにより、不要な文字が含まれず、ファイルサイズを小さくできます。

4. サイズを小さくしたフォントファイルの作成方法

範囲を絞ってフォントを生成する際には、create_font.pde内で文字コードの範囲を指定します。例えば、Unicodeの範囲で指定することができます。この作業で、CJKの必要な文字だけを抽出し、サイズを小さくすることが可能です。

5. まとめ

e_spiライブラリを使用してフォントファイルを作成する際、必要なCJK文字のみを抽出することで、フォントファイルのサイズを小さくし、表示速度の向上を図ることができます。create_font.pdeの編集方法を適切に行い、範囲を絞ったファイルを作成することが重要です。

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