Excelで箱ひげ図を作成し、縦軸を対数スケールにする方法

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Excelで箱ひげ図を作成する際、データの範囲が広すぎると、対数スケールを使用することで視覚的に見やすくすることができます。特に、データに大きな差がある場合など、対数スケールを使うと全体の分布が把握しやすくなります。今回は、Excelで箱ひげ図を作成し、縦軸を対数スケールに設定する方法について詳しく解説します。

Excelで箱ひげ図を作成する手順

まず、基本的な箱ひげ図の作成手順を説明します。Excelで箱ひげ図を作成するには、以下の手順を実行します。

  • 1. データを選択します。箱ひげ図にしたいデータが含まれているセル範囲を選びます。
  • 2. 「挿入」タブをクリックし、「統計グラフ」セクションで「箱ひげ図」を選択します。
  • 3. これで選択したデータを元に、箱ひげ図が挿入されます。

縦軸を対数スケールに変更する方法

箱ひげ図が作成できたら、次に縦軸を対数スケールに変更します。対数スケールを使用することで、大きな範囲のデータを視覚的にわかりやすく表示できます。以下の手順で縦軸を対数スケールに変更することができます。

  • 1. 作成した箱ひげ図をクリックして選択します。
  • 2. 縦軸(Y軸)を右クリックし、「軸の書式設定」を選択します。
  • 3. 「軸の書式設定」メニューが開いたら、「軸オプション」タブで「対数スケール」を選択します。
  • 4. さらに、必要に応じて、対数スケールのベース(通常は10)や、最小値・最大値の設定を調整します。
  • 5. 設定が完了したら、変更が反映された箱ひげ図が表示されます。

対数スケールを使用する理由

データが広範囲にわたる場合、対数スケールを使用することで、極端に大きな値と小さな値の差を縮め、全体の傾向を視覚的に捉えやすくなります。特に、収益データや人口データなど、何桁も違うデータを扱う場合に対数スケールは非常に効果的です。

例えば、収益が数千から数百万までの範囲で広がっている場合、通常のスケールでは大きなデータが目立ち、小さなデータが見えにくくなります。対数スケールを使用することで、データの分布が均等に見えるようになります。

まとめ

Excelで箱ひげ図を作成し、縦軸を対数スケールに変更する方法について説明しました。対数スケールを使用することで、データの広がりを視覚的にわかりやすく表示することができます。特に、大きな範囲のデータを比較する際には非常に有効な方法です。是非、試してみてください。

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