3Dキャラクター制作で、VRoid Studioで設定したポーズをBlenderに反映させる際に、正確にポーズが適用されない問題に直面することがあります。特に、.vrmファイルをBlenderで開き、ポーズモードでボーンの回転を設定している場合、VRoid Studioでのポーズと一致しないことが多いです。この記事では、その問題に対する解決策を解説します。
1. VRoid StudioでのポーズとBlenderでのポーズの違い
まず、VRoid StudioとBlenderでは、座標系や回転方式が異なります。VRoid Studioはデフォルメキャラクターを作成するために特化していますが、Blenderでは汎用的な3Dモデリングが行われているため、座標系の違いが影響を与える場合があります。このため、VRoid StudioのポーズをそのままBlenderに適用するのは、簡単ではありません。
VRoid Studioで設定したポーズの保存形式(.vroidpose)は、JSON形式で保存され、各ボーンの回転情報がクォータニオンで記録されています。これをBlenderで使用する際には、座標系の変換を意識しなければなりません。
2. 座標系の違いを考慮した設定方法
BlenderでVRoid Studioのポーズを適用するには、座標系の違いを考慮した調整が必要です。具体的には、Blender内でVRoidのボーン構造を認識し、座標軸を適切に調整します。
まず、Blenderでポーズモードに入り、ポーズを適用するボーンを選択します。次に、VRoid Studioで保存した.jsonファイルの回転値をBlenderのクォータニオンに適用する方法を試みます。このとき、Blenderで表示されるポーズとVRoid Studioでのポーズが一致しない場合、座標系の変換が適切に行われていないことが考えられます。
3. 座標系変換のためのツールとスクリプト
座標系を手動で調整することは難易度が高いため、BlenderにはVRoidのポーズファイルをBlender用に変換するためのスクリプトやプラグインがいくつかあります。これらを使用することで、VRoid Studioで作成したポーズをBlenderに正確に反映させることが可能です。
また、Blenderには「Transform」オプションを使用して、ボーンごとの回転を微調整することができます。これを利用して、座標系の違いによるズレを補正します。
4. Blenderでポーズを一から作りたくない場合の解決策
質問者が述べたように、ポーズを一から作り直すのは避けたいものです。そのため、VRoid Studioで作成したポーズをBlenderで活用するためには、上記の方法で座標系を変換するか、Blender用の補正ツールを使用することをお勧めします。
これにより、VRoid Studioで設定したポーズをBlenderでスムーズに適用することができ、作業効率を大幅に向上させることができます。
5. まとめ
VRoid StudioからBlenderにポーズを反映させる際には、座標系の違いや回転方法の違いが影響を与えます。座標系の変換を意識し、適切なツールやスクリプトを使用することで、VRoid Studioで設定したポーズをBlenderに正確に反映させることができます。これらの手法を実践すれば、効率的に3Dキャラクターのポーズ制作を進めることができます。


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