イラストレーターで文字の線にトゲが出る原因と改善方法

Illustrator

イラストレーターで文字の線にトゲのようなものが出る原因とその改善方法について解説します。この問題はよくある現象ですが、原因と解決策を理解することで、スムーズに作業が進められます。

1. トゲが出る原因

文字の線にトゲのようなものが出る原因は主に2つです。1つ目は「アンカーポイント」の不均衡、2つ目は「線の設定」にあります。

  • アンカーポイントの不均衡: ベジェ曲線を使って文字を描くときに、アンカーポイントが上手く揃っていないと、線が急激に曲がってトゲのように見えることがあります。
  • 線の設定: 線幅(pt)が大きすぎると、ベジェ曲線がうまく処理されず、トゲが出る原因となることがあります。

2. 改善方法: アンカーポイントを調整する

アンカーポイントを整えることで、トゲを防ぐことができます。方法としては、次のような調整を試みてください。

  • 文字のアウトラインを作成後、直接選択ツールでアンカーポイントを選び、調整します。
  • アンカーポイントが多い箇所は、できるだけ減らし、滑らかな曲線を描くようにします。
  • アンカーポイントが直線で繋がっている場合、ハンドルを調整して曲線をなだらかにします。

3. 改善方法: 線幅(pt)を適切に設定する

線のpt(ポイント数)が大きすぎると、細い線の上にトゲのようなものが現れることがあります。線幅を適切に設定することが重要です。

  • 文字の線幅を1pt~2ptに設定し、テキストの太さを調整します。
  • 不要な線幅を削除し、代わりに適切な線の太さを選びます。

4. 他の方法: オブジェクトの統合

文字の線が複雑すぎてトゲが出る場合、オブジェクトを統合する方法も有効です。

  • 文字をアウトライン化し、不要なパスを削除することで、トゲを防ぐことができます。
  • 「パスファインダー」を使って、不要な部分を削除したり、統合することができます。

まとめ

イラストレーターで文字の線にトゲが出る原因は、主にアンカーポイントの不均衡や線幅が大きすぎることにあります。これらの原因を理解し、アンカーポイントを調整したり、線の太さを適切に設定することで、スムーズな文字の作成が可能になります。ぜひ、試してみてください。

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