Excelでリンクを使ってPDFに飛ばす方法：品名、製造地、製造者などのリンク設定

Excelで表のセルをクリックすると、関連するPDFファイルに飛ぶようなリンクを設定することができます。これにより、品名や製造地名、製造者名などの情報を簡単にリンクさせて、PDF資料を参照することが可能になります。本記事では、ExcelのセルにPDFファイルへのリンクを設定する方法を解説します。

1. Excelでリンクを使う基本的な方法

Excelでは、「ハイパーリンク」を使って他のファイルやウェブサイト、同一シート内の他のセルにリンクを設定できます。これを使って、品名や製造地名などのセルをクリックすると、指定したPDFファイルにジャンプするように設定できます。

リンクを設定する手順は以下の通りです。

これで、選択したセルをクリックすると指定したPDFに移動できるようになります。

複数のセルに対して異なるPDFファイルへのリンクを設定することも簡単にできます。例えば、A列に品名、B列に製造地名、C列に製造者名がある場合、それぞれのセルに対応するPDFファイルへのリンクを設定できます。

これを実現するには、各セルに対して個別にハイパーリンクを設定します。以下の手順を参考にしてください。

これで、各セルをクリックすることで、対応するPDFファイルを簡単に開くことができます。

リンクを設定する際、PDFファイルのパスには2種類の方法があります。

ローカルファイルのリンク：自分のPCやネットワーク内に保存されているPDFファイルへのリンクを設定する場合、ファイルの保存先パスを指定します。
URLリンク：PDFファイルがウェブ上に保存されている場合、URLをリンク先として指定します。例えば、GoogleドライブやOneDriveに保存されているPDFの場合、そのURLを入力します。

ローカルファイルのリンクを使う場合、PDFファイルが移動したり名前が変更されると、リンクが無効になるため注意が必要です。ウェブ上にファイルを保存してURLリンクを使う方が、リンクが安定します。